毎年恒例!神社庁加賀支部のお伊勢参り その壱 | 神主の独り言 Part2

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本年も石川県神社庁加賀支部のお伊勢参りに行って参りました。

正確には「第69回伊勢神宮新穀感謝祭」への参列です。

 

毎年、各地より初穂米料が納められ、伊勢神宮崇敬会を通じて新穀感謝参拝が行われます。全国の各神社庁の参拝日が設けられ、参拝者の多い石川県は11月上旬に第一日、11月下旬に第二日、12月上旬に第三日の参拝日が設けられました。

加賀支部では神職参加のし易い11月下旬に参列いたします。

 

お伊勢参りと言っても、伊勢神宮の参拝だけではありません!初日は伊勢までの行程の中に、他の神社や観光地もまわります。

今回は先ず萱津神社を参拝致しました。

萱津神社は全国唯一のお漬物の神様

拝殿後ろにお漬物の祠があり、ここで漬けられたお漬物は、熱田神宮にも奉納されます。

 

続いて津島神社参拝

津島神社は支部のY宮司が神職初任時期にお世話になったお社で、特別に参集殿で昼食もとらせて頂きました。

津島神社は7月下旬の天王祭で有名です。

倉庫を空けて、巡行船を見せて頂きました。

 

江戸の頃伊勢に向かうには、海路と陸路があり、海路での上陸地が桑名です。

伊勢路の入り口として、ここの鳥居は、20年間宇治橋にあった鳥居が移築されています。

ちなみに陸路での入口は関宿となり、こちらにも宇治橋の鳥居が移築されます。

 

明日の新穀感謝祭を控えて、本日は鳥羽泊まり。

老舗の戸田屋で参加者の懇親を深めました。

 

つづく・・・・・。