白山登拝と雅楽演奏(その2) | 神主の独り言 Part2

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雅楽と白山をこよなく愛す神主のブログです。

さて、昨日は下山の疲れと、そのまま「夏まつり」の奉仕でしたので、眠くなって・・・・・

では続きを!

$神主の独り言 Part2-甚之助の荒廃

これは、白山登山のメインコース「砂防新道」の上り下りには必ずと言って良いほど利用する「甚之助非難小屋」ですが・・・・・

・・・荒れてますねぇ・・・・・

まあ、小屋自体を利用する事は荒天時以外あまり無いと思いますが、甚之助小屋の前では、ほとんどの方が休憩を取ります。

管理をしている石川県ではこの度新しい甚之助非難小屋とトイレを設置する為の工事を始めております。

$神主の独り言 Part2-甚之助工事

現在の小屋の下方20mくらいの所に重機が見えます。
此処に新しい小屋を建てるようです。

さて、小屋の前で記念撮影をして出発!

$神主の独り言 Part2-甚之助にて

少し登った南竜道との分岐点辺りから下を見るとこんな感じ。

$神主の独り言 Part2-甚之助工事

甚之助小屋の工事の場所が良く判ります。

さて、ペースよく登ってきておりますし、天候も良い(晴天ではなく、適度に陽射しを抑えてくれる)ので、南竜方面を回ってエコーラインコースに進みます。

エコーラインの上り口付近から南竜が馬場を望みます。

$神主の独り言 Part2-南竜馬場

7月後半ですから、この辺りには一面ニッコウキスゲが咲き誇る・・・・・ハズでしたが・・・・・

雪解けが遅かったのでしょう、咲いているのはまだ僅かでした(:_;)・・・・・

白山の花たちの画像は後ほどまとめます。

$神主の独り言 Part2-エコーラインより

万才谷の上より南竜馬場と別山方面を望みます。

周辺の花を見たり画像に納めたりしながらいよいよ弥陀ヶ原に来ました。

$神主の独り言 Part2-弥陀ヶ原

此処まで来ればもう着いたも同然!

あとは急坂「五葉坂」を登るのみ!!

・・・と言っても、この五葉坂が曲者でなかなか急です・・・・ハイ・・・

$神主の独り言 Part2-五葉坂

かなり登ってきましたよ!!!

室堂はもう手を伸ばせば届きます。

・・・・・

で、到着!

$神主の独り言 Part2-室堂着

室堂手前のたくさんの花が出迎えてくれます。

白山奥宮の社務所に行き、今年も参籠殿に宿泊させていただきます。

いつもならば、夕食までの時間に頂上に行ったり、室堂周辺の花を見に行ったりするのですが、今回は雅楽奉納という日程が待っております。

メンバーの到着を待って、装束に着替えて演奏をしました。

$神主の独り言 Part2-雅楽奉納1

$神主の独り言 Part2-雅楽奉納2

室堂到着時はたまにガスも掛かるお天気で心配されましたが、雅楽奉納の時刻になるとガスも晴れ、演奏中には陽も射してまいりました。

心配された風も穏やかで、演奏も風に飛ばされる事なく奉納できました。

演奏は「平調音取」「越天楽」「五常楽」「陪臚」の最もポピュラーな曲を奉納させていただきましたが、私は曲と曲の間に解説者も兼ねており、さすがに2,450mの高地ですので、酸素濃度も薄めで結構息が上がりました。

白山観光協会のHPには載っていたようですが、突然のパフォーマンスに室堂周辺に居た登山者も驚き、普段下界でも聞く事の少ない雅楽の生演奏に喜んでいたようです。

$神主の独り言 Part2-雅楽奉納3

奏者の私たちも、初めての経験と満足のいく演奏で、満面の笑みで、頂上をバックに記念撮影!

$神主の独り言 Part2-雅楽奉納4

・・・・・

このあと夕食を摂り、部屋で少々のお酒(・・・って少々か?・・・)を頂きましたが・・・・・

・・・・・

・・・・・

$神主の独り言 Part2-これは?

・・・・・

これは???

N宮司さんのパーティが、顔パックとストレッチの真っ最中でした・・・・・失礼・・・(笑)

この画像はクリックしても大きくなりませんよ!・・・・・(苦笑)

まあ、今回の白山登拝も無事臭えて下山しました。

ご来光は残念でしたが、雅楽の奉納もうまくゆき、登下山のお天気も最高、花もきれいでしたので言うこと無し!!

今年はもう登る予定はありませんが、誰か登ろうって奴がいたらもう一回くらいいいかな・・・・・

では、次のブログは白山の花たちを特集します!

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