戦争とAI | やまちゃん1のブログ

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照会元∶日本経済新聞「テクノ新世」より

グラフは、オープンAI元社員のレオポルド・アッシェンプレナー氏の論文による。2019年の基盤モデルGPT―2の知能は幼稚園児並み、2020年のGPT―3は小学生並み、2023年のGPT―4は賢い高校生レベルに上昇した。2024年2月に日本経済新聞とライフプロンプトが共同して、GPT―4に東大理系数学の入試問題を解かせたところ、120点満点の0点だったが、進化したGPT―4oで5月には24点を獲得した。いずれ合格圏に達するのだろう。


ディープフェイクについて


人類は、科学技術が戦争によって飛躍的に発展したことを経験して来た。近年では、第2次世界大戦のミサイルと原子爆弾が代表だろう。

ウクライナ、イスラエルでも、戦争がテクノロジーの実証現場となっていることは残念な現実だ。




イスラエルの現地メディア「+972マガジン」は、イスラエル軍の空爆の標的は、写真、SNS、通話などの情報をAIが分析してハマス戦闘員を特定し、標的候補を出し、軍が承認し、20秒程度で空爆を実行しているという。しかし、現段階での精度は90%で、残り10%は無関係な市民が犠牲になっているという。

これからの戦争の主力兵器は、ドローン、無人機、ロボットに移行し、実質的にAIが作戦指示を行うようになるだろう。
果たして、人間はAIの作戦の真偽・正誤を判定できるのだろうか?

AI によって作られたフェイク情報によって、戦争がひきおこされ、AIに更に資金が投入され、超知性を手にいれたAIが人類を支配する…

イスラエルの状況をみると妄想とは言えない。


内容照会元∶日本経済新聞「テクノ新世」より引用しました。