京都さんぽ その7 | やまちゃん1のブログ

やまちゃん1のブログ

美術、映画、文学、グルメ関係のブログです。


数十年ぶりとなる龍安寺

言わずとしれた、世界文化遺産 

特別名勝庭園



鏡容池には水蓮がびっしり、
少し咲いている…


写真では分かりにくいですが、紅白の水蓮が極楽浄土のように咲いています









龍安寺は、公家の徳大寺家の別荘だった所を、宝徳2年(1450)管領細川勝元が譲り受け、妙心寺の義天玄承を開山に創建



庫裡


寺西乾山(1860〜1945)書



陶淵明(365〜427 ) 「飲酒」寺西乾山筆

『我が粗末な廬(いおり)は人里にある
それでいて車馬がうるさく訪れることもない
なぜそうなのかと問われれば
心が俗に遠いのでどこに住もうと辺鄙な場所になってしまうのだ
家の東側の竹垣の下で菊の花を摘む
体を起こしてはるかに南山を眺める
山のたたずまいは夕日に映え
飛ぶ鳥がともにねぐらに帰っていく
この中に人生の本当の姿がある
説明しようにもその言葉を忘れてしまった』現代語訳参照元 中国語スクリプト

こういうのが文人画の世界なんだろうな…
 

方丈広間の襖絵



方丈前に石亭





石庭





“吾唯足知” 吾ただ足るを知る のつくばい


仏殿 唐門

土塀


鏡容池に戻る



竜安寺を出て、仁和寺に向う


仁和寺東門

仁和寺は、仁和4年(888)宇多天皇によって建立、譲位後に入寺し宇多法皇となる。旧御室御所・世界遺産


本坊表門


華やかな杉戸絵


宸殿らしく華やかで格が高い室内


宸殿の襖絵は原在泉(1849〜1916)

宇多法皇の肖像画

原在泉 牡丹に孔雀図

宸殿北庭 国指定名勝



宸殿北庭

霊明殿



黒書院 襖絵は堂本印象




二王門 
 

仁和寺を出て、京福電気鉄道 御室仁和寺駅へ 


撮影所前からバスで桂に向う


桂離宮の裏側、
和菓子中村軒の奥にある隆兵そば
最後の京都めし








老心、喜心、大心のお膳敷紙
意味は後述


美人女将が写ってしまいました😅

粟麩田楽 地鶏塩焼き

お酒は、酒屋八兵衛(伊勢国)・生酛純米生原酒



若鮎塩焼き

隆兵ブレンドをお燗で
おそばにお値打ちセット

うなぎ入り川魚ミニちらしセットです😊

デザートは、まめかん!!
塩豆、寒天、黒蜜でお酒にも🙆


ごちそうさまでした
ありがとうございます
合掌

『老心、喜心、大心』とは、道元禅師が「典座教訓」に示した典座(てんぞ・禅寺の料理係)の大切な三心
福井の禅寺で参禅したご亭主に教えていただきました

“老心”

親が見返りを求めずに我が子を育てるように、食べる相手を深くおもいやって調理する慈しみの心。

“喜心”

今こうして、み仏の教えとめぐり逢い、大切な修行として調理に臨むご縁を喜ぶ心。 

“大心”

大きな山がどっしりと動かぬように堅固で、また広い海が清濁全ての流れを選り好みせずに受け入れるような偏りなく寛ひろい心。


参照元 曹洞宗曹洞禅ネットより




ランキングに挑戦中
下のボタンを2つ、ポチッ、ポチッと押して頂けると嬉しいです!

 にほんブログ村 美術ブログへ