上野「黒田記念館」 特別室公開1/2〜1/14 | やまちゃん1のブログ

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黒田清輝(1866〜1924)は、薩摩藩士の子として産まれ、伯父の子爵黒田清綱の養子となる。法律の勉強のために留学していたパリで画家に転向、ラファエロ・コランに師事する。帰国後、東京美術学校西洋画科の教授になり、以降日本洋画の父となり、日本洋画をリードした。


黒田記念館 昭和3年(1928)竣工
黒田の遺産と作品の国への寄贈により建築される
設計 岡田信一郎(1883〜1932)

岡田信一郎は、歌舞伎座(大正13年)、明治生命館(昭和9年)を設計



アール・ヌーヴォー風の階段手すりは、岡田信一郎の弟子、金沢庸治(1900〜1982)のデザイン


黒田清輝の代表作を飾る『特別室』は年3回無料開放される(撮影可)
新春は2024年1/2〜1/14
(作者名なしは黒田清輝)




「智・感・情」明治23年(1899)

左から「情」「感」「智」を表している
1900年 パリ万国博覧会 銀賞




「湖畔」明治30年(1897)



「舞子」明治26年(1893)



「読書」明治23年(1890)



「故子爵黒田清輝胸像」
高村光太郎 昭和7年(1932)と奥に「花野」 明治40~大正4年(1907~15)



ラファエロ・コラン 裸婦 1870年

黒田清輝の師、ラファエロ・コラン(1850〜1916)の裸婦像 

『アカデミーの古典的な骨格を備えながら、印象主義の影響を受けた折衷的な作風は外光派(Pleinairisme)と呼ばれる』


かなり煽情的な印象を受ける




「野辺 画稿」昭和7年(1932)

コランの影響を受けた「野辺」だが、画稿は“可愛らしい” 



「梅林」(絶筆) 大正13年(1924)
狭心症を発し、病室にしていた麻布の別邸の庭を描いた 享年57歳


日本洋画の記念碑的作品群

作品として観ておくべきだと思う



谷中霊園方面へランチを探す



『八代目傳左衛門めし屋とは
~店主の想い~
大正時代煮豆屋さんだった長屋を改装し 2018年7月に定食屋として開業』とのアナウンス



西京焼き定食を頂きました
家で食べているものとあまり変わらなかった、むしろ…


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旧東京音楽学校奏楽堂






チェンバロの練習をしていました



日本最古の洋式音楽ホールと日本最古の演奏用パイプオルガン



上野公園 東京芸術大学 東京都知事賞受賞作品 野外展示






こういう作品らしい…
「紡ぐ」 永井里奈 



「私は見た」福岡 里菜三





国立西洋美術館へ


「地獄の門」オーギュスト・ロダン
1917年(原型)1930〜33年(鋳造)



国立西洋美術館 入口横
ル・コルビュジエ 昭和34年(1959)