国立近代美術館 常設展と「重要文化財の秘密」 | やまちゃん1のブログ

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大竹伸朗展のあと常設展をのぞく


今日のお気に入りを製作年順に

並べてみた



岸田劉生(1981〜1929)
道路と土手と塀 1915年

坂道が生き物めいて盛り上がる…


村山槐多(1896〜1919) 
バラと少女 1917 年

スペイン風邪により22歳で夭折
 
バラのピンク、赤が少女の帯、襦袢、頬の茜色を祝福しているようだが、空間は不穏な気配


関根正二(1899〜1919)
三星(さんせい) 1919年

結核により20歳で夭折

三星とはオリオン座の中央に並ぶ三つ星 左が姉、右が恋人、中央が正二 死の年に制作


神原泰(たい 1897〜1997)
スクリアビンの「エクスタシーの詩」に題す 1922年

色彩に惹かれます


古賀春江(1895〜1933)
海 1929年

川端康成が盟友と評価している


靉光(あいみつ 1907〜1946)
眼のある風景 1938年

中国に出征し、かの地で病死



古沢岩美(1912〜2000)
プルトーの娘 1950年

プルトーはローマ神話における冥界の神


星野眞吾(1923〜1972)
失題・歯車 1952年

パウル・クレーを思う


山下菊二(1919〜1986)
あけぼの村物語 1953年

山梨県の山村で起こった事件に取材して、関係者と事件の経過を戯画的にモンタージュした作品



三上誠(1919〜1972)
冥 1959年


縄、漆喰、布、釘、墨を素材とする



須田悦弘(よしひろ 1969〜)
百合


杉本博司とのコラボレーションでお馴染みの須田悦弘(木彫作家)

近代美術館で作品を見たのは初めて



3月17日から
東京国立近代美術館
70周年記念展
「重要文化財の秘密」開催



『近代美術の重要文化財、全68件中51点が全国から集結』するらしい!

皆さんが好きな作品は?