私は、法律の他に、食に関して飽くなき探究心を持っています。
そのため、今年2018年は、食べログから「グルメ著名人」として認定していただきました。
本当に有り難いことです![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
そして、食を語る上で、やはり酒、なかんずくワイン
については避けて通れない関門です。
![赤ワイン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/216.png)
そこで、ワインとは何ぞや、を勉強するために、フランスへ飛ぶこととしました。
フランスは、言わずと知れたワイン大国ですが、その中にもいくつもの代表的な産地があります。
やはり、横綱はボルドーでしょうが、昨今、特に日本では、ボルドーよりは軽やかかつ華やかなブルゴーニュ(Bourgogne)のほうが好まれる傾向にある気がします。知らんけど。
フランス北東部に位置するブルゴーニュは、ボルドーとともに、4世紀には名醸地としての名声が確立されておりました。しかし、ボルドーとは対照的に、基本的に単一のブドウ品種からワインが作られます。また中世以降、キリスト教の修道会がワイン造りを洗練させた点でもボルドーとは異なります。
ブルゴーニュは、畑による個性の違いが顕著で、A.O.C.数は83を超えます。
この、ブルゴーニュに目標を定め、ワイナリーを訪ね、葡萄からワインへのメカニズムを学ぶことに決めました。
ブルゴーニュへは、パリのベルシー駅から鉄道に乗ることにしました。飛行機もあるようですが、後の行動を考えると不便だったから。
パリ中心地からベルシー駅へはメトロで、そんなに遠くありません。
ブルゴーニュには、大きな町が2つあり、1つはディジョン、もう1つはボーヌと言います。
ディジョンの方が中心となる町です。ディジョンであれば、1時間40分で着くようです。
ところが、ワイナリー巡りに行くためには、ディジョンよりも、ボーヌの方が良いと聞きました。
なぜなら、ボーヌは、ブルゴーニュワインの中心地である、「コート・ド・ニュイ」と、「コート・ド・ボーヌ」のちょうど中間点にあるので、両方のワイナリーを効率よく巡ることができるのです。ちなみに、このコート・ド・ニュイ」と、「コート・ド・ボーヌ」を合わせて、「コート・ドール(黄金の丘)」と呼びます。
そこで私は、ボーヌ行きに乗ることにしました。![新幹線前](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/505.png)
![新幹線前](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/505.png)
しかし、私も行き当たりばったり旅行なので、理由がわからないのですが、
私の乗った電車は、ボーヌまで3時間20分かかるとのこと。遠っ
どうやらたくさんの駅に停車するやつのよう。
駅の看板にはブルゴーニュの文字がありテンションが上がりはじめる。![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
3時間20分も乗るのだから、体力消耗を防ぐために、1等車に乗りたかったのですが、この電車は2等車しか無いとのこと。
この電車、窓がドッロドロ!!!外が全然見えない。
そして、車内アナウンスが、英語なしで、フランス語のみ。しかも早口。
途中の駅名は、どれひとつ知らない名前ばっかり。
そしてフランスの鉄道のお約束で、時間が大幅に遅れる。
と、言うことで、『自分が今どこにいるのか全くわからない』というかなりな恐怖を4時間たっぷり味わうことができました![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
けっきょく、4時間かかって、ようやくボーヌ駅に着きました。
(どうして自分の目的地ボーヌに近づいているのがわかったかというと、
1つ手前のディジョンで大量に人が降りたからでした。)
既にトップリ日は暮れていました。
ボーヌのレストランを夜20時に予約していたのに、このとき既に20時![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
駅に着いたら、歩いて市内まで行こうと思っていた(本によると、駅から中心地まで歩いて30分。)が、急遽変更して、駅前からタクシーに乗ろう!と思ったが、着いてみたら、タクシーなんて1台もいない!!!
タクシーどころか、人っこひとりいない。
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
というわけで、けっきょく予定通りの、歩いて行くはめに。
ボーヌの町の入り口。
ボーヌの町は、グルっと城壁に囲まれています。
↓なんとも風情のある町並み。夜中なんでシーーーンとしてましたが・・・
ちょうど、数日前に、「ボーヌの栄光の3日間 les trois glorieuses」が終わったばかりらしく、祭りの後、という感じ。
↓少しクリスマス入ってる飾り付けがなんとも可憐。
実に、素朴で、飾らない町並みに好感。
ただ、ワインで世界中に著名な町なだけに、ひっそりとした町の、そこここに、ワイン酒場だけが賑わっていた。
これがどれもセンス良いタタズマイで、さすがフランスだなぁと。
わたし個人的には、敷居の高いパリよりも、こういう地方都市のほうがタイプだなぁ。
ブルゴーニュ1日目のディナーとホテル編に続く