レディ“L”の肖像㉕ 「迷惑行為」の宣告4  足を引っ張ったとすれば。 | A300yamadaのブログ

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現在、踊り子さんの世界に特化しつつあります。

この「レディ“L”の肖像」と題するブログ記事のシリーズは、私が心から応援してきた現役のストリップの踊り子、つまりストリッパー、しかも常にトリを飾ることを運命づけられているトップクラスの、である仮名“L”と、筆者との間に起きたトラブルを、事の発端から現在に至るまで、筆者の視点で事実を説明し続けている連載である。

折しも、今回の記事が投稿されている日も、彼女は劇場Aでトリとして出演を果たし、大入りも記録するなど、好評を博しているようである。彼女の努力のたまものだ。共演者も私にとって魅力的である。

ただし今も私はそこに“L”が出演しているという理由で、入場してそれを観ることは許されていないのであるが。それでどうしても、“L”に対する非難がましい言葉が並んでしまうことをお許し願いたい。

それでも私はこのブログを、このまま彼女を告発するだけに終わらせるつもりはけしてないのである。

 

このテーマの最初の記事はこちらです。

これはこの記事の続きです。

 

ところが、“L”の文章の方向が変わっていく。

《どうかお願い致します。ストリップのステージがお好きなのでしたら、今後はわたし以外のステージをお楽しみください。そして他の方へのお手紙までわたしが禁止することはできませんが、どうか誰かを傷付けるような内容を書かれるのはおやめください。心の底からお願い致します。》

論理的にわかりにくいのだが、私の行為がほかの「姐さん」を傷つけているのに自分のステージを観るのをやめてくれ、と言っているのである。どういう意味だと思いますか?

SNSやインターネット上で書かれていることはわたしの代わりに事務所の人が把握して対応してくれますが、劇場に送られてくるお手紙は先ずわたしが受け止めないといけません。》

彼女の事務所がどんな事務所なのか私は今も知らないが、所属劇場とは異なる。

《好き放題に言葉を投げつけていらっしゃるのはただの紙かも知れませんが、それを受けとるのは、生きていて感情のある人間です。

今回のブログは勢いで書いたわけではありません。もうずっと前から考えて、真剣に書いた内容です。

どうかお願い致します。

どんな人にも、お辛いことがあるんだと思います。でも人の足を引っ張って自分の価値が上がったり、幸せになったりするでしょうか。

最初は苦しくても、違う見方をしていけば素敵なことは周りに沢山あるはずです。》

私の手紙がまるで憂さ晴らしであるかのよう非難している。私も勢いで書いた手紙などはない。やむに已まれず、考えに考えた末の行動だった。

だから、辛いことがあるとすれば、ずっと応援してきた彼女の理解できない行動と、それをやめさせようとした私をこれほど非難してきたこと以上に辛いことはなく、憂さ晴らしで足を引っ張ったとは、本末転倒の言いがかりなのである。

彼女は本当にそう思い込んでいるのか。それとも私を挑発して陥れるための秘策なのだろうか。

もし私が彼女の足を引っ張ったとすれば、彼女がおかしなチャットへの出演をつづけることについて、である。

私が所属劇場に対して“L”のライブチャット出演の事実について追及して以降のある時点で、そのサイトのライブ出演がなくなったと思われるからである。

その一方、 “L”の側の力が及ばなかったのだろう、そのアーカイブ放映まではなかなか終わらず、総本山劇場Aへの出演は、それも終了するまでは果たせなかったと考えられる。

このことを考えると、彼女が私をこれほどまで非難したことで、初めて “L2”としての出演を認めたことになる。私が勘違いで““L2”を“L”だと言っているなら笑って否定すれば済むことで、私が公然とそう指摘したわけでもない以上、被害者として私に反撃する必要はなかったはずだからだ。

実際“L”が“L2”としてサイトFのチャットに出演したことは公然の事実と言ってよい。

だが彼女はそのことを一度も認めないまま出演を果たし、立ち行かなくなるや過ぎたことにしたかったし、実際そうなっていると思う。

当然、どの様な理由で出演を決心したのか何の説明もない。そのために私が“L”のファンとして整合性が取れなくて答えを求めようとしたのを、嫌がらせのように見なし、つるし上げることで対処している。

私も“L”に向かって言いたいのだ。間違いなくあなたにはお辛いことがあっただろう。やむに已まれぬ理由があったに違いないし、それを表ざたにはできないのでしょう。

文中の「最初は苦しくても、違う見方をしていけば素敵なことは周りに沢山あるはず」という文言には、彼女の行為を知ったことは苦しくても、違う見方をしろ、という意味があるのかもしれない。

だとすればずいぶん手前勝手な言い分ではないだろうか。

どんなやむを得ない事情で選んだ行動だったとしても、だからと言って、一人のファンに言いがかりをつけて、叩きつぶして、本当にそれを忘れていいことにできるだろうか。

(続く)