前回の記事(SAPIX算数 場合の数①)の続きです。
「場合の数」は、高校のカリキュラムにも同名の単元が出てくることから分かるように、
算数の単元でありながら、数学の要素を多分に含む
という点で、若干異質であるように思います。
ですから、中学受験の「場合の数」で躓くと、高校数学の「場合の数」でも躓きやすくなります。
もっと言うと、「場合の数」とセットで扱われる「確率」も、芋づる式に苦手となってしまう可能性があります。
そういった意味では、受験する学校に関わらず(≒場合の数が出る、出ないに関わらず)、きっちり攻略しておきたい単元ではありますね。
余談ですが、私が受験生だった頃、数学では「確率」が最も得意な分野でした。
確率の問題だけは、テストや模試などで解けなかった記憶はほとんどありません。
大学入試の本番でもまず確率に手をつけ、電光石火で解き終わって、波に乗ったのを覚えています。
その反面、友人の中には「確率は見るのもイヤ」という人が結構いました。
極端に得意・不得意が分かれ、差がつきやすい分野なのでしょうね。
三振かホームランか、のイメージ。
将来のためにも、ぜひ息子には「場合の数」を得意単元にしてもらいたいものです
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