SAPIX算数、第19週は「場合の数」。
夏期講習前の最終回ですね。
さてこの場合の数、3年生頃からちょこちょこ登場します。
4年生では、春・夏・冬に分けて、計5回も扱われます。
そのため、なまじ馴染みがあるだけに、とっつきやすい単元のように思われがちです。
例えば数え上げなら、低学年のお子さんでも根性と十分な時間があれば、高学年の問題を正解することは難しくありません。
しかし、「限られた時間の中で正確に解く」という意味では、手強い単元と感じます。
実際に、5年生になってから息子が授業で解いてきたテキストを振り返ると、最もが多いのはこの「場合の数」
息子と一緒に復習をしてみると、基本概念についてはよく理解できていると思いますし、場合の数の感覚も持ち合わせています。
しかし、場合分けの段階で見落としがあったり、問題文の行間が読めていなかったりして、正解できない場合がチラホラ
短い問題文から出題者の意図を正確に掴むのは、小学生にはなかなかタイヘン。
この「理解」と「正解」とのギャップが大きいのが、場合の数の特徴ではないでしょうか。
上の学年の皆さまのブログでは、「場合の数が苦手」という記事をよく目にします。
この場合の「苦手」とは、
(1) そもそも理解ができていない
(2) 理解はできているけど、テストでは正解できない
の2パターンがあると考えられ、実際には (2) が多いのではと想像します。
正解できないのは理解が浅いせいだ、と言われたら何も言い返せませんが…
少々長くなってしまったので、続きは②にて。
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