ドラ1荻野貴司がキャンプ1軍
ロッテは20日、キャンプに向けたスタッフ会議を行い、ドラフト1位の荻野貴司(トヨタ自動車)ら社会 人出身の新人3選手の1軍スタートを決めた。西村監督は「即戦力と考えているので、連れて行く。競争で残ってほしい」と期待した。
斉藤3季ぶり復帰へ「完ぺき」
「完ぺき。キャンプに入ってすぐに、よーいドンで行けるように、すべてを仕上げていきます」。2月1日からの春季宮崎キャンプではA、Bどちらの組であっても、初日から他の選手と同じメニューで練習する考えを明かした。08年1月、右肩腱板(けんばん)手術を受け、マウンドから遠ざかって2年が経過。「確かに葛藤(かっとう)はある。ただ、それも試練。逃げずに乗り越えて行くしかない」。今後もブルペン入りする回数や具体的な復帰日を決めず、練習を続けていく 。
田口が9年ぶり復帰
昨年のシーズン終了後に自由契約となった田口は、昨年10月に古巣からオファーを受けたが、米球界でのプレーを第1希望として代理人に交渉を一任していた。2月1日の沖縄・宮古島でのキャンプインにも間に合うと見通しだ。
田口は昨年11月25日には岡田彰布監督(52)からも西宮市内の自宅で直接、オリックス復帰の打診を受けた。誠意を感じながらも「最終的な目標は何なのか、(現役が)終わってから何をしたいのか、いろんなことを考えている」と引退後に指導者に転身するなど身の振り方を熟慮し、即決を避けてきた。
この日、田口は兵庫・西宮市内の母校・関学大のグラウンドでオリックス・坂口や大学の後輩にあたる阪神・清水誉らとともに、フリー打撃やベースランニングで汗を流した。「代理人から聞いてないので分からない」と話すにとどめたが、日本球界復帰への準備は着々と進んでいる。
雄星は1軍スタート
雄星は「目標にしていたので、ほっとしている。いろいろなことを吸収して、いいキャンプにしたい」と意気込みを語った。
雄星はこの日、ブルペンで首脳陣にピッチングを披露。視察した渡辺監督は「体力的にも、投げているところを見ても、1軍に連れて行って問題ない」と話した。
ブラウン流“仕分け3か条”
楽天のマーティー・ブラウン監督(46)は19日、仙台市内の球団事務所でコーチ会議を開いた。久米島キャンプでの1、2軍選手を振り分け、ブラウン流の“仕分け3か条”が明らかになった。
【1軍野手はたっぷり】 1軍スタートする野手は昨年よりも7人増え、24人に達する見込み。昨年、就任直後の秋季練習では選手に「自分で自分をランク付けしないでください」とメッセージを送った指揮官。野手陣については自ら見極めを熱望し、「横一線のスタート」を強調する形となった。投手は例年同様18人前後で、1軍は42人の大所帯になる。
【捕手レギュラー争いじっくり】 野村前監督の薫陶を受けた嶋が、昨季チーム最多の106試合でマスクをかぶったが中谷、藤井もレギュラー取りに意欲。山田バッテリーコーチも「今は固定できない」としており伊志嶺、井野を加えた5人の1軍スタートが濃厚となった。
【ベテラン明暗くっきり】 昨季パ・リーグ2位の39本塁打、107打点を残した山崎は2軍で自己流の調整を容認する方針。一方、中日からFA移籍し、2本塁打に終わった中村紀は“特権”をはく奪し、指揮官自ら1軍スタートを要請、手元に置いて見極める。「日本シリーズでも活躍した選手。守備もうまく、チームの力になってくれるはず」と期待を寄せ、再生に意欲を見せた。