田中幸雄(日ハム現役/三塁手/Sランク)
成長タイプ:晩成/普通
とつぜんですが・・・
山手線ゲェ~ム~!!
お題!
日ハム一筋の生え抜き選手!!
ハイハイ!
田中幸雄!!
ハイハイ!
金子誠!!
ハイハイ!
・・・田中幸雄!!
というわけで231人目はミスターファイターズ 田中幸雄 こと コユキ です。
いないですよね、日ハム一筋の選手。
非常に合理的な考えの球団なので、余剰戦力になったとたん容赦なく放出されますよね。
そんななかでコユキは、衰えて二千本安打を達成するためだけに現役を続けている状態になっても、放出されることなく日ハム一筋を全うしています。
コユキがミスターファイターズ故に放出されなかったのか、放出されなかった故にミスターファイターズなのかはわかりませんが、とにかく地味な東京時代の日ハムを代表する地味スターでした。
そんなコユキは、旧世紀154年にトレードで入団します。
後のスターとは言えまだ21歳、実力が足りません。
しかし当時の 森祇晶打撃コーチは、コユキの実力を見抜き、桑田真澄監督に以下のように進言します。
森祇晶「あんちゅぁん!コユキはレギュラーで使わらないとドゥァメなん
・・・
ダメですね、ノープランでコユキは。
よりにもよってコーチと監督が、ぜったいそんなこと言わない森祇晶と桑田真澄だし、なんという辛気くさイヤイヤ
ともかくコユキの実力を見抜いた当時の首脳陣によりレギュラーに抜擢、コユキもその期待に応え、17年に渡りレギュラーで活躍をしました。
ヒーコラヒーコラバヒンバヒンという感じでやっとこさ到達した現実とは違い、よゆーのよっちゃんで2千本安打も達成。
蓑田浩二、長池徳士、清原和博ら強打者がいたため打順は6番がほとんどで、打撃タイトルは本塁打王わずか1回に終わりますが、
2493安打
534本塁打
2210打点
という成績は、内外野守れる隠れユーティリティとは思えない、ミスターファイターズにふさわしい成績です。
いやぁそれにしても、
ミスターファイターズしかり、
ミスターブルーウェーブしかり、
ミスターロッテしかり、
ほんと90年代のパリーグって・・・
地味ですなぁ。
~田中幸雄~
<通算成績>
実働18年 レギュラー17年
2373試合 8389打数 2493安打
.297 534本塁打 2210打点 110盗塁
本塁打王1回
<キャリアハイ>
140試合 515打数 157安打
.305 41本塁打 166打点 2盗塁
<年度別成績>