谷村真二(架空/外野手/Cランク)
成長タイプ:早熟/普通
241人目は架空Cランク 谷村真二 選手です。
選球眼やバントなどはうまいですが、打撃に特徴はなく、鈍足で、守備も普通だけど肩が弱い、如何にもCランク然とした能力です。
目を閉じてなにも見えず、哀しくて目を開けても、 谷村選手の 他に見えるものはなし でした。
ぜんぜん関係ないですが、目を閉じて~♪なぁ~にも見えず~♪のなぁ~に、わかりますか、なぁ~に、このなぁ~に、なぁ~の部分が、それっぽく歌うコツだと思います、いや別に何がというわけではないですが。
さて、レギュラー争いに 敗れ砕け散る定めの星 に生まれた谷村選手が入団したのは新世紀195年、トレードでした。
このころは暗黒時代真っただ中。
谷村選手に特になにか期待をしたわけではなく、外野の控えが1人しかいなかったため、 せめて密かに控え枠を埋めよう と思っての獲得です。
期待値と同様に能力も低く、バットを振ればボールはミットの中、ストライクコールは吠きつづけ ます。
されど谷村選手の 胸は熱く、レギュラーの座を追い続けます。
さんざめく名も無き星たち のひとりでしかない谷村選手ですが、せめて鮮やかに、レギュラーになってほしいと願っていました。
その夢が叶ったのか、新世紀201年、ついに、嗚呼、いつの日か、誰かがこの位置を、大事なことなのでもう一度言います、嗚呼、いつの日か、誰かがこの位置を 守った、左翼手のレギュラーを獲得したのです。
ぜんぜん関係ないですが、それっぽく歌うもう1つのコツとして、嗚呼~いつの日か~♪誰かが~この道を~♪の、だぁ~れかが~、わかりますか、だぁ~れ、このだぁ~れ、だぁ~の部分が大事です。いや別に何がと言うわけではないですが。
成績は.258 1本 20打点と、すごく地味です。
しかしそれでも谷村選手は、蒼白き頬のまま で、レギュラーになったのです。
そして新世紀204年、谷村選手は引退を表明します。
30歳という年齢からまだまだやれるだろうと引き留められましたが、我は行く、我は行く と2回言うので、こちらも さらば谷村よ、さらば谷村よ と2回言って、送り出しました。
谷村選手が在籍した10年間は、暗黒時代から黄金時代への転換期でした。
唯一のレギュラーだった新世紀200年を最後に、暗黒時代は終わりをつげ、黄金時代に突入します。
黄金時代と暗黒時代の狭間で、ぼんやりと輝いた谷村選手。
それはまるで昴のように、多くのファンを魅了したのでした。
最後にぜんぜん関係ないですが、歌い終わったあとの最後、涙目になりながらマイクをゆっくり下げつつ口元をかすかにパクパクさせると、それっぽくなります。いや別になにがというわけではないですが。
2020年10月17日追記
谷村真二じゃなくて谷村直二やん・・・
~谷村真二~
<通算成績>
実働10年 レギュラー1年
532試合 1006打数 257安打
.255 2本塁打 87打点 34盗塁
<キャリアハイ>
117試合 330打数 85安打
.258 1本塁打 20打点 12盗塁
<年度別成績>