紀藤真琴(中日現役/投手/Sランク)
成長タイプ:普通/遅め
133人目は、やきゅつく2では中日ドラゴンズ所属となっていますが、広島東洋カープの人扱いでよいでしょう、紀藤真琴投手です。
紀藤真琴。
それは高橋建と並ぶ、カープファンにとって愛すべきネタ投手でした。
右の高橋建といえば、紀藤真琴。
左の紀藤真琴といえば、高橋建。
年に一度、田中将大が憑依したような快投で完封したかと思ったら、次の試合は3回6失点の壊投
これが私の紀藤投手に対するイメージです。
そしてこのイメージは、やきゅつく2での紀藤投手にもしっかりと受け継がれていました。
7年目に先発として、
防御率2.66で20勝という快投。
翌年は6勝で防御率5.04という壊投。
10年目に抑えに転向して、
防御率2.44で29セーブという快投。
翌年は防御率3.96で8セーブという半壊投。
12年目は中継ぎとして復活し、
73試合で防御率2.95という快投。
翌年は70試合で防御率5.40という全壊投。
このジェットコースターのような、田中将大と斎藤佑樹が交互に憑依しているような成績、まごうことなき私の知る紀藤投手です。
終わってみれば、91勝に51セーブという、先発なのか中継ぎなのかどっちつかずな成績に。
通算防御率は4.17と、現実の紀藤投手(4.07)とニアミス。
この絶妙な微妙さが、実に紀藤投手ぽかったです。
いやいやそれにしても、通算234勝の高橋建とは、いったいどこで差がついたのでしょうね。
~紀藤真琴~
<通算成績>
実働16年 規定投球回数到達2回
648試合 1214イニング
91勝 39敗 51セーブ 防御率4.17
新人王
<キャリアハイ(先発)>
28試合 196イニング
20勝 5敗 0セーブ 防御率2.66
<キャリアハイ(抑え)>
85試合 77イニング
2勝 2敗 29セーブ 防御率2.44
<年度別成績>