辻発彦(西武OB/二塁手/Sランク)
成長タイプ:超晩成/早め
131目は大物といきましょう、西武ライオンズOB 辻発彦 選手です。
辻選手といえば言わずと知れたプロ中のプロ、玄人中と玄人、球史に残る名二塁手であり、西武黄金時代の象徴と言えます。
87年日本シリーズで見せた走塁は、令和の時代になっても語り継がれていくことでしょう。
私にとっての辻選手の記憶の遷移は、
プロ野球チームもつくろう!でヤクルトにいる大ベテラン
からの
かっとばせキヨハラくんに登場する脇役の一人
でした。
辻選手をwikiなどで調べるにつれ、辻選手の凄さを知っていたものです。
やきゅつく2での辻選手は、いかにも辻選手然とした能力値で、黄金時代の象徴に恥じぬ活躍を見せてくれます。
入団3年目に新人王を獲得すると、そこから引退まで二塁レギュラーとして君臨しました。
プロ生活前半は9番で上位打線につなげる役割をこなし、相手チームにとってものすごく嫌らしい存在でした。
こんなに打ち取ることが難しい9番打者は、他にいるでしょうか?
松崎?うーんいるかもしれない。
プロ生活後半は、現実では意外と務めていない2番打者に。
3割5分台の高打率に、盗塁王も獲得します。
集大成は、旧世紀113年でした。
2番打者として打率.352に、71盗塁。
申し分のない成績ですが、成績自体は前年より微減し、獲得したタイトルは盗塁王のみです。
にもかかわらず、辻選手は MVP に選ばれたのです。
成績だけなら他に優れていた選手がいました。
それでも辻選手が選ばれたのは、いままでの信頼と実績、そして数字には表れない貢献というものが、評価されたに違いありません。
そして初めての1番を全試合で務めた旧世紀116年、惜しまれつつ引退しました。
やきゅつくワールドの記者ですら認めた、プロ中のプロ、辻発彦。
現実でもやきゅつくでも、その名が色褪せることはありません。
~辻発彦~
<通算成績>
実働14年 レギュラー12年
1686試合 6462打数 2143安打
.332 17本塁打 900打点 569盗塁
首位打者1回、盗塁王4回、MVP1回、新人王
<キャリアハイ>
140試合 599打数 211安打
.352 2本塁打 101打点 71盗塁
盗塁王、MVP
<年度別成績>