ドラッグストア薬剤師 寺脇令子です。
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の続きです。
*ここで言う心の薬とは精神安定剤・抗うつ剤を指します。
また、あくまでも入院しない程度の方、社会生活を営める程度まで回復した方の場合になります。
◉心の薬のやめ方③ だるさや眠気は仕方ない?
心の薬で割とすぐに処方されるもの。それが「精神安定剤」と呼ばれるものです。
薬を出される理由はたくさんありますが、たいていは「ちょっと眠れない」「イライラする」「心が落ち着かない」「不安」といった症状かな、と思います。
と言うことは「ぼーっとする」「眠くなる」方が良い、むしろそれを求めてます。という状態なんですよね。
だからすごく助かるし、辛い時にすぐ飲めるし、で、ついつい頼ってしまうようになります。
でも、やっぱり困るのが「ぼーっとする」「眠くなる」ことです。
特に仕事をしている方は、お困りじゃないかな?と思うのですが・・いかがでしょうか。
私は頭を使いすぎて眠れない時にデパスを飲んでいました。
更年期の症状の一つに「睡眠障害」があるのですが、その対処として処方されていたんです。
あとは頭痛(おそらく緊張性頭痛)の際に飲むセルシン、というのも持っていました。
デパスもセルシンももう飲んでいません。
頭を使いすぎて眠れない時に飲んでいたデパスですが、ある日起きてから半日ほど眠気が取れない日があったんです。
集中力を使う仕事ですから、これには本当に参った。
セルシンも然り。
頭痛時に飲むと後が大変で。頭痛が良くなっても仕事にならない。
だから今は漢方薬を主に使っています。
薬は作用と副作用、どちらもあるものです。
ですが副作用が生活に支障をきたす場合、その薬はあなたにとって有益ではなくなるのです。
・・次回は抗うつ剤のやめ方実例について、私の体験をもとに書いていきますね。
次回記事は8/7 21:00にアップします
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*薬剤師は薬を飲みなさい、とだけ言うと思っていたかもしれませんね。
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