こんにちは。横浜市港北区で現役薬剤師が教えるメディカルハーブ教室・薬草コンシェルジュの渋谷緑彩(しぶたに みどり)です。
私が主催する薬草魔女の会は、ハーブの資格だけでなく、ハーブを生活に取り入れやすく講座をしています。
今月はメディカルハーブ検定講座をしています。
メディカルハーブ検定の第2回目は・・・
◆ハーブの色々な使い方
◆ハーブチンキの作り方
◆ハーブオイルの作り方です。
1)ハーブの色々な使い方
使う基材(加工する時に使うもの)の説明と保存方法、安全性も含めて説明します。
使ってもらって実感できるのがハーブです。
そして、続けることも大事になるので、続けられるようにはどうしたらいいか?も説明します。
実際に自分が使っているものも、お見せしたり、試してもらっています。
実際に自分が日常生活の中に取り入れている事なども放していますよ。
使いやすさ、手軽さなどもお話しています。
というのも、ハーブは使ってなんぼです。
買いにくい、使いにくい、面倒くさいでは続かないんです!
私がめんどくさがりなので、自分の経験を踏まえて話しています。
今回、実習は2つ行いました。
◆実習はチンキ作り
今回のチンキは、自分が使うものを作りました。
各々好きなもの、使う用途で作成してもらいました。
風邪予防で、エキナセアのみ。
花粉症と喉対策で、ネトル、エルダーフラワー、エキナセア。
この各々のハーブでハーブチンキを作成してもらいました。
実際、自分が使ってどんな感じだったか?がわからないと困るのでね。
それで、自分が使えるチンキを作りました。
ハーブを合計10gいれて、ウォッカ100gいれてもらいました。
ハーブを量っている時に、
「ハーブって、こんなに量が必要なんだ~。」
「これ軽い!これは重い!」
と作っていましたよ。
ハーブって、葉、花、根っこ等にもよりますが、かなり軽いものと重いものがあります。
それも測ってみないとわからないんですんね。
私も、実際、色々測りましたしね。
「ハーブ3g測ってください」 といっても、実際の量に驚かれる方が多いんですよ~。
◆実習は冷浸油(常温でハーブの成分をオイルに移す)作り。
今回は、ジャ-マンカモミールをオイルに漬けました。
ジャーマンカモミールは、乾燥して痒みがある時に使えます。
カサカサして、粉が吹いてるようなときにはよいのですよ~。
また、このオイルは香りがすごくいいんです!
このジャーマンカモミールの香りにも癒されますね~。
2週間たったら、ジャーマンカモミールを漬けている瓶からオイルを濾してもらったらオイルの出来上がり。
ミツロウをいれて軟膏にしてもいいんですよ~と説明しました。
軟膏にすると長持ちするし、皮膚に長い時間作用ことができるんですね~。
今回は、ハーブをどのように使つのか?
ハーブをどのように使ったらよいのか?という内容でした。
実際にやるとわかると思うので、今後、色々な形でとりいれてもらえたらいいな~と思います。