屋久島移住顛末記(その2) | 屋久島! 農で起業する!

屋久島! 農で起業する!

聴覚障害者が、屋久島で新規就農!
農業王国を目指し、日夜努力する葛藤を連日掲載!
耳の不自由な人に理解のある人と
聴障者のふれあいの場を構築し、
障害者雇用の道を確立させ、
安全な食べ物を自ら作り、
自給自足の生活を確立させる事をモットーとする元気人のページ。

  家の北側に8m程度の迫り出しが有ったので、抜根と整地を業者にお願いして平たくしてもらった。驚いたことに、2つ迫り出した大岩の上に更に大きな岩が有り、処分する事が出来ずその下を深く掘って大岩を埋める事にした。これで業者に50万円余支払った。
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 下段の畑は簡単に整地してもらっていたものの、抜根されたダチク(屋久島特有:竹の様な雑草)の残骸が彼方此方に散らばっており、毎日夫婦だけで手作業でダチクを抜いて、根に付いた土を払って焼却作業を進めて行った。
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 しかし、重機で踏み固められたダチクを手で抜くのは重労働で、ダチクの根は石のように重く、根に付いた土もなかなか取り除けない。それで、思い切って中古のユンボを買うことにした。

 霧島市国分のナンニチにて、経費含めて合計165万円で3.5tのユンボを購入し、畑の整地作業を始めた。ユンボは100人力で軽々と作業を進めていけた。

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 しかし、最初から畑に1個の岩(4m相当)が頭を出していた。
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 この岩を取り除かなくては畑作業の支障になる為、業者に依頼して23tのブレーカーで岩を割ってもらった。
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 ところが、この岩は縦長に10mを超す大岩で、途中でブレーカーが故障して割る事が出来ず、10m以上掘って岩を寝かせて埋めることになった。

 その他に周辺に幾つもの岩の頭が有る事が判明して、結局20個余りの大岩をブレーカーで割る事になり、最初の予算が狂って50万円余の出費になった。