松江の郊外 山間部と言っていいか…八雲村という所に人間国宝

であった(安部氏の手漉き和紙)記念館がある。ここは、かなり

市街地から離れた所。下は記念館ではない・一般の民家。

あまりに民家の佇まいが美しかったので載せる。何か、平家の

隠れ里ではなかったのか…と妄想をしてしまった。

 

 

左・記念館脇に鎮座する陶製の狛犬。当方狛犬好きなので注目、載せず

ばなるまいと紹介する。右・安部家の本宅、石州赤瓦の立派な建物。

この日、特別公開で、ご自宅の隅々まで一般公開してくださった。

 

 

 

本宅玄関脇には立派な民芸風の甕がどしんと鎮座。中・玄関にはこれまた

民芸の闊達な絵付けのある小型の甕が飾られてあった。右・これは襖絵。

 

  

 

左・何と棟方志功・直筆の襖絵ではないか…闊達な筆使いに驚く。

右・この障子に使われているのは手漉き和紙・工程で出る紙くずを除けず

?文様として生かしたある。白一色のものより、風雅だと思った。

 

 

 

下・何と、立派な炉があった。木のふちの周りに陶製の渋い色タイル

が貼ってあり、民芸の趣を大事にするインテリアにに設えてありますね。

 

 

左・洗面所の設え、さすが…民芸風に統一してありました。

右・アッと、この屋で一番感心した所。何と何と・勝手口の上がり框

(がまち)に高価な黒柿が使われていた!!勝手口にですよ。驚きです。

 

 

 

手漉き民芸和紙の安部栄四郎さんは人間国宝となられ、もう亡くなられました。

今はお孫さんが跡を継がれています。一般の人も、希望すれば、手漉き和紙の

講習をうけることができるようです。

さて花々の紹介をせずばなるまいかと…左・早咲きの椿、乱れ咲き(獅子咲)

のこの品種は日本画家の堀文子さんが愛して、良く画題にとりあげられた

大神楽。アレ?今年はもう咲いている?右・野菊、荒れ裏庭に群れ咲いて

いたので、採ってきて花束にした。花屋の花よりも、風雅だと自画自賛。

 

 

 

 

 

 

 

やっと、秋らしい日が覗いてきました。ずっと前、出雲地方の防風林

(築地松)の姿を紹介したが、もう一度載せます。黒松を仕立ててある。

 

 

下・ここは家全体を覆うようには仕立てず、まるで、この屋のシンボルで

あるかのようにしてある。まだ、若木のようだ。幹の曲がりを生かしてあり、

目を引く。まるで、アブストラクト・アートの様だ

 

 

左・これから、茂り過ぎた枝をカットする前、作業用のトラックが待機している。

 

 

 

下、これから若木を育てて立派な防風林にしようとする…しかし、100年・

200年かかるとも聞く。何と、孫・子、その次の時代までかかるではないか!

 

 

もう一軒・涼やかな、屋敷林林を載せる。家のステイタスシンボルでもあるが、

大変な費用がかかると聞く。維持するのは大変です。

 

 

さて、(貼り・いっかんばり)という漆器の一つを紹介する。何時も、お茶を

呼ばれるお寺で見かけた。漆器の一種、器物に漆を塗る。寛永年間・中国からの帰化人

飛来一閑の創案と聞く。網代に編んだものをモダンなバックに仕立ててある。

こんなバックを持った人を見かけたら、ハッとしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出雲・斐川町に全国でも、ただ一つと聞くキルトの美術館がある。

古い古民家を改装し展示場とされてある。築地松の防風林・庭のある

美しい建物。作者は奥出雲出身・八幡垣睦子さん。

 

 

 

作品は古い日本の着物地と蚊帳のみを使用。風雅な作品は写真不可で

あったので、室内の美しい設えを載せます。花生けも流派はなし・

自分の感性のみで活けられると聞く。今季節のテーマは(瑠璃色の蓮)。

何年か前、ベルギーの国際的・著名な華道家・ダニエル・オスト氏との

コラボがあった時、その競作を見たのだが、その時の主たるテーマも

蓮が中心であった。今回の蓮は何と言ったらいいか…墨絵的とも言うか、

嫋嫋として美しいかったです。


 

 

一息入れて、テラスで、コーヒータイム。窓越しに近所の(築地松)の

家が見える。黒松の防風林は各家のステイタス・シンボルだ。

 

 

さて、この子ツバメたちは、出雲でも、東部地方・広瀬町で見たもの。

ツバメというと(オスカー・ワイルドの幸福な王子)を連想する。

銅像の王子は貧しい・不遇な人々にわが身の宝石・金箔をツバメに配って

もらった哀切な物語。ツバメは南の国に帰る時期を失い、見すぼらしい

姿になった王子の銅像の足元で息絶える・・・遥か南方から日本にやって

来て、子育てをする健気なツバメ。子ツバメは暑さにうだって、

いるような感じを受けたが…大丈夫でしょうね。

 

 

さてさて、梅雨の花・アジサイ。ジャングルになった荒れ庭に咲く色々。

テーブルに生けて、この時期ならではの、瑞々しさを楽しんでます。

 

 

はてさて、左のアジサイ・何年越しの挿し木をして。やっと花が咲いた。

しかし。こんな花は見たことがない。独特な花姿に??。しかし、右・は

出雲の農業試験場だったか何年か前に作出され(イヤーオブザ・フラワー)

に選ばれた(万華鏡)。何日か、ずっと見つめて、もしかして、万華鏡を

肥料も手入れもしないと、こんな姿になる?でも左はこれは・これの独得の

美しさではないかと思ってますが・・・

 

 

 

左・ブルースター(ルリ唐綿)モダンで、おしゃれな花姿。右・アリステア

・エクローネ(空色桔梗)小指の爪ほどの大きさ・濃い青色は目を引く。

しかし・しかし一日の午前中しか咲かないのです。アメリカ・原産だった?

 

 

 

左・半夏生・ハンゲショウ(片白草ともいう)ドクダミの仲間。京都の・祇園

の建仁寺の庭に群生していると聞く。地味だが、モダンな感じが有る。

右・黄色い花はキリン草、赤い花はセンノウの一種だと思うが…斑点のある

葉は蔦。秋には紅葉して見事だ。

 

 

 

今回は得難いキルト作家の八幡垣睦子氏に感嘆し、花々にも感心した日々。

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

まず、清めというのか、4人の神官の静かな舞があった。右・大江山の酒呑

童子を退治する、渡辺の綱の人気ある演目。以前、かなりの神楽好きで、

熱心に見て歩いたのだが、今は、小休止、久しぶりに見た。

 

 

 

蜘蛛の化身の鬼と戦う、オドロオドロシイ仮面の妖怪は、人をガンジガラメ

にする蜘蛛の糸を吐く。キラキラ光る魔の糸と戦う場面は人気の見せ場だ。

 

 

 

難敵の3人の妖怪と戦うのは山岳信仰の山伏。背に背負う笈(笈・おい)には

経文が入っている。手には金剛杖を持ちジャリンジャリンと音がして、

魔を寄せ付けない。この飯南神楽は石見神楽の範疇に入る。

現代的に見せ場の多い、火や煙の演出をして、派手です。

 

 

さて、トリに登場するのは、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の演目。大蛇退治の

酒の樽を持っ爺・婆、稲田姫、隣には素戔嗚尊(スサノオノミコト)が登場。

 

 

8つの頭を持ち、姫を・1年に一人食べると言われている大蛇は口から火と煙

を吐き、暴れまわる。皆大喜び、この場面が一番観客・に特に子供に

アッピールする。当方伝統的な所作の神事の神楽を見慣れていたので、最初は

少し違和感があったでも、これはこれ。自由に演出をして、若い人・子供達に

受け入れられていること、大事ですね。

 

 

 

さて、最後、尊は大蛇に打ち勝ち退治する場面。渾身の力を振り絞って、

刀を振り下ろす。この大蛇の尻尾から出たのが3種の神器の一つとされている

(草薙剣・くさなぎのつるぎ)。

 

 

さて、最後、季節の花々を載せずばなるまい…左・スイカズラ。蔓性、

良い香りがする。右・浜茄子(原種バラ)もう全身に棘があり手では

切れないくらい…バラ色の一重の可憐な花を咲かせる。

この花も芳香がする。

 

 

 

左・一番遅く咲く椿(紀州司)あまり知られない品種。右・これも原種バラ。

多花性・白い一輪咲きの素朴な花。新種の豪華なバラから見ると

物足りない人もあるかも。でも、世には原種好きの人が多いです。

 

 

 

今回は投稿に失敗して、苦労しました。どないしたら、いいのか?

頭がはげそう・・・何とか、搭載出来てホッしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜はもう終わってしまったが、染井吉野ではない新品種の桜を載せる。

戦後、戦いに倒れた、沢山の主に若い人を悼んで育種家が、苦労して

作出されたと聞く(陽光・ようこう)という桜を紹介する。

紅色の濃いハッと目を引く桜だ。染井吉野より少し早く咲く。

 

 

 

昔は、出雲地方では天神さんというお殿さんの人形を飾る風習があった

中々風格があるが、今では飾られることが少なくなった。

 

 

素朴だが、地方々で色々な個性・風合いがあり今では貴重なものとなっている。

下は、素焼きをしない粘土の上に彩色をしてあって傷みやすい。

 

 

 

さて、尚武の国であった出雲では5月、鯉のぼりではなく勇壮な武者絵の

(のぼり)を立てる家が、数少なくなったがある。下は現代のものでなく

戦前に作られたもの。現物は(のぼり)なので長尺だが、画面の都合上

一部を載せている。

 

   

 

下、この鎧・兜は本物ではないが、戦国時代・尼子氏の居城があった

安来市・広瀬町の住民が工夫して段ボールなどで手作りしたもの。

 

 

下は東北・音二郎工房の民芸品。ナントモ、愛らしい手作り感一杯のもの

ではないか。クマと戦う金太郎・・・こんなかわいい表現はあまり、見ない

 

 

 

もう一点左は、あるお宅で見た、現代作のかなり大型の天神さん。立派でした。

右・お祭りの催に松江から出張された人力車。地方では珍しい・・・

 

 

 

ささやかですが、尼子氏の歴史ある街・広瀬の祭りの一端です。