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条件⑧

オゼックス(トスフロキサシン)

オラペネム(テビぺネム ピボキシル)

をよく処方する小児科は悪い小児科です。

(悪い耳鼻科です)

 

本来は急性肺炎と急性中耳炎に限定して用いなくてはいけない抗生剤です。

それ以外は認められておらず、適応外処方となります。

急性中耳炎や急性肺炎でない場合は、

本来は全額自費の自由診療扱いになりますので、

医師は、通常「保険病名」といわれる、

偽りの病名をつけて処方します。

 

ウイルスに対して、抗生剤を投与して、効かないからと

抗生剤をより強いものにするのは、間違いです。

変更した抗生剤が効いたのではなく、

4〜5日もすれば、風邪は自然と治るものなので、

本来は何もしなくても熱が下がる時期だったと言う訳です。

 

逆に言えば、

発熱して数日は抗生剤は投与せずに

経過観察して

4〜5日経過して

熱が下がらない場合は、

肺炎などを疑い検査を行い

細菌性肺炎になっていないかなどを

調べるのが良いのです。

 

条件⑨

単純型熱性痙攣にむやみにダイアップ坐剤(けいれん止め座剤)

を使うのは、悪い小児科である。

 

単純型熱生痙攣(発熱初日におこる短い痙攣で同日内に繰り返さないもの)

は無害だから、ダイアップは原則不要。

 

単純型熱性痙攣を繰り返す場合に、

ダイアップの予防投与を行う必要も原則ありません。

 

熱性痙攣についてはこちらへ

 

 

 

 

条件⑩

医療パターナリズムの医師は時代遅れで、知識がないことが多い。

 

医療パターナリズムとは、

黙って、俺の言う事を聞いて、黙って処方された薬を飲んでいれば良いという

タイプの医師のことです。

 

患者さんを治療するためには、

患者さんと医師の信頼関係が大切です。

 

身体関係を結ぶために、

○患者さんを安心させる事ができる話し方

○患者なんが、理解できる内容の話し方

○患者さんと医師間で、治療に関する不一致がある場合は、

○患者さんの意見を聞いて、それに寄り添う提案が出来る

 

などなど、

医療は一方通行ではありませんので、

患者さんの信頼を得て良い治療に結びつけるには、

良好な関係が必要です。

 

俺様風の偉そうな医師ではそれは無理です。

 

条件 11

決して怒らず、いつも笑顔で癒やしてくれる小児科医は良い医師である。

(優しい先生はスタッフにも優しく怒りません)

怒りっぽくて、イライラする先生はだめな小児科医です

 

小児科医にとって、重要なことは

「優しさ」だと思います。

 

小児科医で優しくない医師は、

ろくな小児科医ではありません。

 

子供相手の意思ですから、

これは、絶対に必要です。