今日の日経平均株価
*個人の意見も含まれます。
*ここで紹介している銘柄は推奨しているものではありません。
*あくまで、投資は自己責任、自己判断でお願いします。
今日の日経平均株価 38,876.71 前日比-258.08
現在の日経平均株価 先物 日経先物 CME
今日の為替 ドル円(15:30時点)157.210 前日比+0.156(円安傾向)
現在の為替 ドル円 為替 ドル円
前日の米国市場
概要
11日の米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は120.62ドル安(-0.31%)の38747.42ドル。
ナスダックは151.02ポイント高(+0.88%)の17343.55。
S&P500は14.53ポイント高(+0.27%)の5375.32で取引を終了した。
要因
米連邦公開市場委員会(FOMC)や消費者物価指数(CPI)の発表を控え警戒感に売られ、寄り付き後から下落。
ダウは商業用不動産などへの懸念に銀行セクターが重しとなり、終日、軟調に推移した。
一方、ナスダックはアップルの上昇が支援し上昇に転じ終盤にかけて上げ幅を拡大。連日で過去最高値を更新した。
今日の日経平均株価 市況
概要
大引けの日経平均は前日比258.08円安(-0.66%)の38876.71円となった。
東証プライム市場の売買高は15億127万株、売買代金は3兆3653億円。
業種別では、パルプ・紙、証券・商品先物取引業、海運業、不動産業、精密機器などが下落した一方、石油・石炭製品、鉱業の2セクターのみ上昇した。
東証プライム市場の値上がり銘柄は37%、対して値下がり銘柄は57%となっている。
要因
12日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、終値は前日比258円08銭(0.66%)安の3万8876円71銭だった。
米国株は高安まちまちだったが、今晩のFOMC声明発表を前に、東京市場は売り優勢で取引を開始した。
週初からの上昇分を打ち消すような下げとなったが、ポジション調整が一巡した後は38800円水準でのもみ合いとなった。
米国時間12日に5月の米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、持ち高調整の売りが優勢だった。
11日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落したほか、外国為替市場で円相場がやや円高・ドル安に振れたことも重荷だった。
長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが1.000%を割り込んだことも金融株の重しとなった。
海外短期筋とみられる先物売りが断続的に出て、日経平均の下げ幅は300円を超える場面があった。
日経平均はこのところ心理的節目の3万9000円を上回る水準で推移していたこともあり、利益確定の売りが出やすかった。
FOMCの結果を見極めたいとの雰囲気も強く、日中値幅(高値と安値の差)は136円63銭と今年最小、東証プライム市場の売買代金は概算で3兆3653億円と今年2番目の少なさだった。
日銀が14日まで開く金融政策決定会合では国債の買い入れ減額に踏み切るとの観測が出ている。
東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「日銀が今回の会合で追加利上げを決めるとの見方も一部にあり、投資家の警戒感につながりやすい」と話していた。前日の米ハイテク株高を背景に半導体関連の一角は底堅く推移し、日経平均は下げ渋る場面もあった。
今日の日経平均株価 ポイント
1.日経平均は3日ぶりに反落、全般様子見ムード
2.米CPIやFOMC発表控え下値試すも底堅さ発揮
3.前日の欧州株全面安、米ハイテク株高は追い風
4.今週末に日銀決定会合、売買代金は低調が続く
5.小型株強く、値下がり銘柄数は6割弱にとどまる
今日の値上がり値下がりセクター
値上がりセクター
1位 石油石炭製品
2位 鉱業
値下がりセクター
1位 パルプ 紙
2位 証券商品先物
3位 海運業
4位 不動産業
5位 精密機器
6位 サービス業
7位 医薬品
8位 陸運業
9位 小売業
10位 その他金融業
今日の注目セクター
値上がりセクター
1位 石油石炭製品
要因
11日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した6月の短期エネルギー見通しで、24年の世界の石油・液化燃料の需要の見通しが従来予想から上方修正され、11日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前日比0.16ドル高の1バレル=77.90ドルと価格が上昇した。このことなどが好感されセクターに買いが入った。