寝る前に読みたい 今日の日経平均株価 市況 2024年5月29日(水) | 初心者と学ぶ株式投資

初心者と学ぶ株式投資

ご覧いただきありがとうございます!
このブログでは投資初心者の私が日々の株式市場の様子や株式投資に対する様々な疑問を1からわかりやすくまとめていきます。
いいねやコメント、フォローなどもお待ちしております!

 

今日の日経平均株価 

 

*個人の意見も含まれます。

*ここで紹介している銘柄は推奨しているものではありません。

*あくまで、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

 

雷今日の日経平均株価 38,556.87 前日比-298.50下矢印

 



雷現在の日経平均株価 先物 日経先物 CME

 

雷今日の為替 ドル円(15:00時点) 157.221 前日比+0.116(円安傾向)下矢印


雷現在の為替 ドル円 為替 ドル円

 

前日の米国市場 

電球概要

28日の米国株式市場はまちまち。

ダウ平均は216.73ドル安(-0.55%)の38852.86ドル。

ナスダックは99.09ポイント高(+0.59%)の17019.88。

S&P500は1.32ポイント高(+0.02%)の5306.04で取引を終了した。

 

虫めがね要因

米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を警戒した売りと、半導体セクターの買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。

5月消費者信頼感指数が4カ月ぶり上昇したほか、2年債や5年債の入札結果が低調で金利上昇が嫌気され、ダウは続落し終日軟調に推移した。一方、ナスダックは、エヌビディアの上昇がけん引し、過去最高値を更新しまちまちで終了。
 

今日の日経平均株価 市況 

電球概要

大引けの日経平均は前日比298.50円安(-0.77%)の388556.87円となった。

東証プライム市場の売買高は17億9926万株、売買代金は4兆3727億円。

業種別では、電気・ガス業、海運業、陸運業、その他金融業、ゴム製品などが下落した一方、保険業、鉱業、その他製品、精密機器、石油・石炭製品の5セクターのみ上昇した。

東証プライム市場の値上がり銘柄は15%、対して値下がり銘柄は83%となっている。

 

 

虫めがね要因

29日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前日比298円50銭(0.77%)安の3万8556円87銭だった。

米国市場でナスダックが史上最高値を更新したことなどから、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。

日経平均は5月23日以来となる39000円台を付ける場面も見られたが、国内債券市場で長期金利が上昇(価格は下落)し、PBR(株価純資産倍率)の高い銘柄に売りが膨らんだ。

その後は、節目到達に伴う達成感から利食い売りが出たほか、日銀の金融政策正常化観測から国内長期金利が上昇基調をたどっていることも重荷となり、午後に入ってからは海運など前日まで堅調だった銘柄群にも売りが出て、日経平均は下げ幅を広げた。

幅広い年限の国債利回りが上昇した。長期金利は前日比0.035%高い1.070%と、2011年12月以来、約12年5カ月ぶりの高水準をつけた。金利上昇が業績の逆風になりやすい銘柄群のほか、OLCやリクルート、キッコマンなどの高PBR銘柄が売られた。下げ幅は午後に一時300円を超えた。

一方、金利上昇が収益の改善期待につながりやすい三菱UFJやSOMPOといった金融株は上昇した。前日の米株式市場で半導体大手のエヌビディアが大幅高となり、朝方はアドテストなど半導体関連の一角に買いが先行した。株価指数先物に短期筋の買いが入ると、日経平均の上げ幅は300円に迫る場面もあった。

プライム市場の売買代金は4.3兆円と商いは前日比で増加した。

円相場が1ドル=157円台へと円安傾向が続いており、輸入インフレ圧力を防ぐため、日銀は6月の決定会合で国債買い入れ縮小を決め、早ければ7月に追加利上げに動くのではないかとの憶測が相場の重しになっており、6月13日から始まる日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいと考える投資家が多い。

また、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が利下げにはさらに数カ月の指標でインフレ鈍化を見極める必要があると指摘するなど、追加利上げの可能性を排除しないタカ派的な姿勢を示したことも米国市場の重荷で、東京市場にも警戒心を強める要因となっている。
 

 

!日経平均採用銘柄の値上がり値下がり銘柄

 

上矢印値上がり銘柄

金利上昇などを材料に、SOMPOホールディングス<8630>、T&Dホールディングス<8795>、第一生命ホールディングス<8750>など保険株が買われたほか、コンコルディアフィナンシャル<7186>、しずおかフィナンシャルグループ<5831>、三菱UFJ<8306>など銀行株が上昇。また、一部国内証券会社のレポートを材料にソフトバンクG<9984>も買われた。

 

下矢印値上がり銘柄

25年度のROE目標を10%から9%に引き下げたことから三菱電機<6503>が下落したほか、国内証券会社のネガティブなレポ―トが影響して帝人<3401>も売られた。また、三菱重工<7011>は新しい中期計画発表も材料出尽くし感が先行し下落。京成電鉄<9009>、川崎重工<7012>、日立造船<7004>、フジクラ<5803>が売られた。
 

!本日のポイント

 1.日経平均は続落、後場一段安で300円近い下げ
 2.ナスダック最高値と円安進行も追い風とならず
 3.国内長期金利上昇、グロース株に向かい風強い
 4.米半導体株高もポジティブ視する動きは限定的
 5.値下がり銘柄数はプライム市場の8割強を占める

 

今日の値上がり値下がりセクター 

上矢印値上がりセクター

1位 保険業 2位 鉱業 3位 その他製品 4位 精密機器 5位 石油石炭製品 

 

下矢印値上がりセクター

1位 電気ガス業 2位 海運業 3位 陸運業 4位 その他金融業 5位 ゴム製品 

 

!今日の注目セクター

 

上矢印1位 保険業

 

虫めがね要因

⒈ 幅広い年限の国債利回りが上昇した。長期金利は前日比0.035%高い1.070%と、2011年12月以来、約12年5カ月ぶりの高水準をつけた。金利上昇が収益の改善期待につながる金融株に買いが集まり指数が上昇した。