今日の注目ニュース(1)
イラン大統領代行は元経済組織責任者、最高指導者の後継レース混とん
イランは事実上のナンバー2だったライシ大統領が急死し、取って代わるのは最終的に誰になるのか世界の注目を集めそうだ。
イランのライシ大統領が死亡、ヘリ墜落事故-後継者に注目集まる
大統領代行は当面、2021年から第1副大統領を務めてきたモフベル氏が担う。問題は大統領の代理で終わるのか、より大きな役割を確保するようになるのかだ。
モフベル氏(68)は、あらゆる重要な決定事項に責任を持つ最高指導者のハメネイ師に近いとみられている。
イランの新たな大統領を選ぶ選挙は50日以内に行われる見通しだが、これを組織する3人から成る評議会をモフベル氏は率いる。イラン憲法に従うと、一方で同氏は「大統領の権限と機能」を持つことになる。
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今日の注目ニュース(2)
ダイモン氏、JPモルガンCEOの後継計画は「順調に進んでいる」
米銀大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)はこれまで、引退の時期を問われるたびに5年後だと答えてきた。しかし20日は違った。
ダイモン氏はこの日の投資家イベントで、同じ質問に対し「もう5年先ではない」と回答。CEO後継計画は「順調に進んでいる」と述べた。
2006年に就任したダイモンCEOの後を誰が引き継ぐのかという問題が、銀行業界でくすぶり始めている。68歳の同氏は5年の留任パッケージの折り返し地点に当たる今年、後任を育てる目的で一部のトップ幹部を新たな上級職に就け、経営の経験を積ませている。
今回の人事異動では、ジェン・ピープシェク氏とトロイ・ローアバウ氏を事業拡大した商業・投資銀行部門の共同トップに置き、コンシューマー・コミュニティー銀行の共同責任者だったマリアンヌ・レーク氏を単独の責任者にし、より多くのビジネスラインを監督させる。
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今日の注目ニュース(3)
ウォール街も不安、米株「T+1」前夜-外為市場が火種になる恐れ
米国で証券取引の決済期間を短縮し、決済日を約定日(トレードデート)の翌日とする「T+1」が5月28日から始まる。メモリアルデー(27日)の連休明けに米市場が再開する際、全てが通常通りに見えても、取引終了から数日後にかけ亀裂が表面化すると予想される。
米国証券の取引プロセスがスピードアップし、あらゆる取引完了までに許される時間が従来の半分の1日になることで、フェイル(証券決済未了)や運用トラブル、追加コストも急増すると業界は不安視する。
SNSやネットの情報拡散に呼応して売買される「ミーム銘柄」の当初の騒動をきっかけに約定と決済の間に手違いが起きる可能性を減らす目的で、米証券取引委員会(SEC)はT+1を推進してきたが、移行それ自体にリスクが伴う。
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今日の注目ニュース(4)
安保理、ロシアの宇宙決議案否決 米「核搭載衛星を開発」と非難
[国連 20日 ロイター] - 国連安全保障理事会(15カ国)は20日、ロシアが提出した宇宙におけるあらゆる兵器の配備禁止を求める決議案を否決した。
決議案は、賛成が7カ国にとどまり、採択に必要な9カ国に届かなかった。7カ国が反対し、1カ国が棄権した。
ロシアは先月、米国が提出した宇宙の非核化を求めた決議案に拒否権を行使した。これを受け米国はロシアが何かを隠しているのではないかとの疑念を抱いた。
米国のウッド国連次席大使は採決に先立ち、ロシアの決議案は核を搭載する新型衛星の開発から「世界の注目をそらすためだ」と批判した。また、ロシアが16日に地球低軌道に人工衛星を打ち上げたことを非難。米国は同衛星について「低軌道にある他の衛星を攻撃できる対宇宙兵器である可能性が高いと評価している」と述べた。
ロシアのネベンジャ国連大使は「何を言っているのか全く理解ができない」と否定した。
米国は、ロシアが宇宙に配備する対衛星核兵器を開発していると非難しているが、 ロシアはこれを否定している。ロシアのプーチン大統領は、ロシアは宇宙への核兵器配備に反対していると述べている。
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今日の注目ニュース(5)
エヌビディアCEO、デルとのパートナーシップがAI事業拡大の鍵
米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)はデル・テクノロジーズとのパートナーシップについて、人工知能(AI)顧客の拡大につながり、企業や組織の「AIファクトリー」創設を後押しするだろうと述べた。
フアン氏はデルが会議を開催しているラスベガスでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、「われわれはこの生成AI機能を世界のあらゆる企業にもたらしたいと考えている。単に箱を届けるのではなく、インフラ全体を提供する。これは極めて複雑なインフラだ」と語った。
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