昨日の日経平均株価
*個人の意見も含まれます。
*ここで紹介している銘柄は推奨しているものではありません。
*あくまで、投資は自己責任、自己判断でお願いします。
昨日の日経平均株価 38,787.38 前日比-132.88
現在の日経平均株価 先物 日経先物 CME
現在の為替 ドル円 為替 ドル円
前日の米国市場
概要
16日の米国株式市場は反落。
ダウ平均は38.62ドル安(-0.10%)の39869.38ドル。
ナスダックは44.07ポイント安(-0.26%)の16698.32。
S&P500は11.05ポイント安(-0.21%)の5297.10で取引を終了した。
要因
早期の利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。ダウは初の4万ドル台を達成も、その後、高値達成感に利益確定売りにおされ伸び悩んだ。4月消費者物価指数(CPI)の結果にもかかわらず米連邦準備制度理事会(FRB)高官が依然、当面、高金利維持を支持する慎重姿勢を再表明したため長期金利の上昇を受けてハイテクは売りに転じた。終盤にかけ、ダウもプラス圏を維持できず相場は下落で終了。
昨日の日経平均株価
概要
大引けの日経平均は前日比132.88円安(-0.34%)の38787.38円となった。
東証プライム市場の売買高は18億4255万株、売買代金は4兆236億円。
業種別では、精密機器、その他製品、化学、サービス業、パルプ・紙などが下落した一方、銀行業、電気・ガス業、輸送用機器、海運業、鉄鋼などが上昇した。
東証プライム市場の値上がり銘柄は60%、対して値下がり銘柄は35%となっている。
要因
17日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比132円88銭(0.34%)安の3万8787円38銭だった。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が4万ドルを初めて上回った後、小幅安で終えた流れを受け、東京市場でも決算発表が一巡し、目立った売買材料に欠けるなか、前日の上昇に対する反動などが一巡した後は、積極的な売買は手控えられ、利益確定や戻り待ちの売りが優勢だった。もっとも、前場で売りが一巡した後は底堅く推移した。
日経平均は前日までの3日間で740円上昇していた。週末ということもあって前日の米株の反落を背景に持ち高調整の動きが目立った。東エレクやファストリが売りに押されると日経平均は380円ほど下げる場面があった。ただ、10時すぎに日銀が定例の国債買い入れオペ(公開市場操作)を通知すると、一部で減額が予想されていた購入予定額が据え置きだったことから海外短期筋が株価指数先物の買いに動き、相場は下げ渋った。後場に下げ幅は一段と縮小した。
外国為替市場では円相場が1ドル=155円台後半に下落し、トヨタやホンダなど自動車株の買いを誘った。
市場ではこの先、日銀が国債買い入れ額の減額など金融政策の正常化に向けた歩みを進めるとの観測が根強い。業種別では銀行や鉄鋼など金利の上昇局面で買われやすいとされる割安株が上昇率の上位に並んだ。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約71円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、テルモ<4543>、信越化<4063>、トレンド<4704>、電通グループ<4324>、HOYA<7741>などがつづいた。
値上がり寄与トップはトヨタ<7203>となり1銘柄で日経平均を約13円押し上げた。同2位はコナミG<9766>となり、オリンパス<7733>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、中外薬<4519>などがつづいた。
本日のポイント
1.日経平均は132円安と4日ぶり反落、利益確定売りに押される
2.前日の米株式市場は軟調、米半導体関連株などが下落する
3.日経平均は一時380円安に下落も値頃感の買いで下げ渋る
4.三菱UFJや三井住友FGといったメガバンクなどが高い
5.東エレクやソシオネクスト、信越化などが売り先行の展開に
昨日の値上がり値下がりセクター
値上がりセクター
1位 銀行業 2位 電気 ガス業 3位 輸送用機器 4位 海運業 5位 鉄鋼
値下がりセクター
1位 精密機器 2位 その他製品 3位 化学 4位 サービス業 5位 パルプ 紙
注目セクター
1位 銀行業
⒈ 10時すぎに日銀が定例の国債買い入れオペ(公開市場操作)を通知すると、一部で減額が予想されていた購入予定額が据え置きだったことから株価指数先物に海外短期筋の買いが集まった。
⒉ 市場ではこの先、日銀が国債買い入れ額の減額など金融政策の正常化に向けた歩みを進めるとの観測が根強いため買いが集まった。
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