6月28日 虎の門病院(入院3日目・術後1日目) | 卵巣嚢腫が見つかった。

卵巣嚢腫が見つかった。

2024年5月に右卵巣嚢腫が発覚(良性見込み)。
治療の経過を記録します。

結局うつらうつらしては起き、を繰り返して朝を迎えました。

点滴はずーっと続いていて、朝イチで採血とバイタルチェック。

ルート確保に失敗した右腕の血管を見て、回診にきた先生、看護師さんが皆ビビる。

いまこんな感じに育ってます♪

 

 

見た目こんなですが、痛みとかはないんですよ。

黄色のところも出てきたので、あと1週間くらいで綺麗になるかと。

大体採血失敗すると、こうなるんでよね、ワシ…。

 

さて、本日のミッションは、

 

トイレまで自力で歩く。ガスを出す。

 

です。

「痛み止めの点滴終わったら、トイレまで歩けるかどうかやってみましょうねー」

と看護師さんに言われ、足モミモミの機械が外されます。

昨日からほぼ微動だにしていないのに本当に動けるのか…とベッドの上でモソモソと動いてみる。

ついでに、お腹も凹ませたり膨らませたりして、腹筋も使ってみる。

 

........い、いでー........

 

内臓がもげそうな痛みは消えてましたが、動くたびにピリッピリッと引きつれるような痛みが。

自力で起き上がることを諦めた私は、ベッドを50度くらいの角度まで起こして、右側をテコに、腕で支えて起きることにする。

格闘すること3分…。

 

ク、クララが立ったーー!

 

と往年の名作アニメ名場面が頭をよぎりつつ、なんとか起立。

ズーンとした痛みはあるけど、立ってしまえばなんのことはない感じ。

クッと腹筋を使う一瞬がつらい。

で、点滴を引きながらスタスタ歩いてトイレへ。

 

「歩けましたねー。カテーテル抜きましょう!」

 

となるも、久々に起立したからか、尿がドンドン出てくる。まるで尿意がないのに…。

カテーテルすごいわ。

 

尿が出きったので、ベッドに横になってカテーテルを抜いてもらい、ついでに術着とT字帯も脱いで、持参のパジャマとパンツに着替えます。

着替えの前に看護婦さんに身体を拭いてもらいましたが、汗を結構かいてたので気持ちよかった!

 

その後は水も飲めるようになり、空になったペットボトルをゴミ箱に捨てに行ったりと、病棟内を少しウロウロ。

トイレも自力で行けて、その時に慎ましやかなガスが「ぷっ」と出ました。

ナースコールして、ウキウキして報告。これでご飯たべれるわー。

 

それからお昼になって、数十時間ぶりに口からモノを食べる時が!

 

 

といっても流動食ですけどね…。

 

おかゆっぽいお湯、コーンスープっぽいお湯、すまし汁っぽいお湯、みかんゼリーが出ました。

おかゆっぽいお湯以外はちゃんと味付けしてありましたが、液体が喉を通るたびに内臓にズン、ズンと響くので、スプーンがまるで進まず…。

ゼリーだけはなんとか完食しました。

 

その後はベッドでゴロゴロして、トイレ行って、バイタルチェックして…を繰り返してましたが、主治医がやってきて、昨日の手術の結果を説明してくれました。

 

・結果は典型的なチョコレート嚢胞で、ぱっと見悪性の所見はない。確定診断は後になる。

・腸との癒着がひどく、それを剥がすのが大変で、手術が4時間ほどかかった。

・癒着を剥がすのに腹腔内を見えやすくするため子宮を鉗子で抑えたので、出血があるかも。

・結果的に綺麗に摘出できたので、問題ない。

 

ということで、結構大変だったみたいです。

術後の痛みが、生理前のいつもの激痛を10倍にしたレベルだったのですが、まるで同じ種類の痛みだったので、癒着あったんだろうなー、とは思ってました。

卵巣って痛覚ないらしいんですよ。それなのにお腹が痛むということは、まぁそういうことです。

 

で、夕食の前にバイタルチェックしたら、また熱上がってるー!

結局明日も抗生剤の点滴が必要とのことで、まだ針取れません。しくしく。

でも、予備で残してた手の甲のルートは取ってもらいました。

これで手が洗えるし、明日はシャワーも浴びれます!うぇい!

 

そして夕食が5分がゆになりました。

 

 

久々に食事らしい食事…。

魚が美味い…。

美味しいけど、お腹のガスが抜けきってないので、完食できず。くぅ。

みかんだけは、ガツガツ全部食べときました。

 

手術で腹腔を膨らませるために入れたガスがまだ体内に残ってるせいで、あちこち痛むけど、ベッドでモソモソ動いたり、腹筋使ってみたりして、なんとか体外へ排出したいところ。

美味しくご飯たべたいよ!

 

引き続き、モソモソ動くの頑張ります。