手術当日の朝、6:00起床ですが、耐えられないレベルの頭痛で5:00頃起きてしまい、ナースコール…。
「お薬出せるか、先生に聞いてきますね!」
ということで、とりあえずアイスノンを置いてもらう。ちょっと楽になる。
手術は12:00からだから薬飲んでもOK(6時間以上あくから)とゴーサインが出て、カロナールを出してもらい、80%は痛みが低減したので、ややウトウト。
次に朝勤務の看護師さんが10:00にやってきて、微温水300mlで浣腸。
こう、なんとも言えない、はじめての感覚…。ヌルッとしてるような、してないような…。
痛くはない…痛くはないが…。
前日の下剤で中身は全てサヨナラしているので、仕上げの腸内洗浄のためにやった感じ。
お尻から尿が出てる!という不思議な感覚に襲われる。
浣腸も終わったので、紙のパンツとブラジャーを装着し、術着に着替えてしばし待機。
12:25に手術室に入ることに。
そしてカロナールが切れ、頭痛が徐々に復活してくる…。
実は、いまちょうど生理中なので、その症状(頭痛)がバッチリ出てるんですよね。
こんな時にまで生理に苦しめられるワシ。
時間になったので、看護師さんに歩きで手術室まで連れて行ってもらう。
現場に到着すると、ものすごい数の手術室!
「◯◯さんは13:00からでお願いします」
という病棟とのやりとりも聞こえます。
焼きそばさんはこちらですー、と3番?手術室の前に置いてある椅子まで案内され、病室から持参したナイトキャップみたいなの(髪をまとめる)をかぶって待機します。
担当の看護師さんや麻酔科医さんから自己紹介があり、名前、生年月日、今日の処置内容を口頭で説明するよう促されるので、
「焼きそばです。昭和50年◯月◯日生まれで、今日は右卵巣と卵管の摘出手術をします」
はーい、OKでーす。
と手術室内に通されます。
その後は自分で靴脱いで手術台に上がり(台があったかい)、心電図モニター、酸素マスクがつけられます。
呼吸するタイミングで、ピッ、ピッ、ピッて鳴るのですげーな!とか思ってヒーハーしてたら、思いのほか呼吸が荒くなってしまったらしく、看護師さんが手を握りながら、
「大丈夫ですよ。深呼吸しましょう。目覚めたら全部おわってますからね。心配ないですよ。」
と優しく声かけしてくれます。ありがてー。
でも呼吸で遊んでただけなんです…。
「これから麻酔薬入れますので、もうすぐ眠くなりますよー」
と言われてしばらく経つも、あれ?眠くならない…。
点滴のルートが左肘に入ってるのですが、肘で押しつぶされるからか、上手く液体が流れないらしい。
とりあえず手の向きを変えて、薬がスーっと入ってくるのが分かると、そのまま撃沈。
次起きた時には全て終わっておりました。
目覚めた時は、ここ最近の睡眠不足全部解消した!ってレベルで頭が超絶スッキリ。
ボーッとすることもなく、意識レベルもしっかり。頭痛が治ってるぜ!
呼吸を助ける管も抜いてもらって、ますます楽に。
その後また意識を失ったらしく、気づいたら病室に戻ってて、立ち会いに来ていた姉と母の従姉妹(年齢が近い)と対面。
この人らがよく喋る喋る。
少しは病人休ませろや!と思ったけど、私もお付き合いで喋る。疲れた。
彼女らが退散した後、いよいよ麻酔が切れて、
「右半分がもげそうなほど痛いデス」(実際もげてるし)
とナースコールして、点滴で痛み止めを入れてもらう。
が、痛み自体はなくならず、チクーっとした感覚がずっと残る。
その時気づきましたが、点滴の針が手の甲に刺さってる!
昨日研修医さんがあきらめた血管に! しかも2箇所!
結局、昨日確保したルートは使えなかったんですね。くぅ。
痛み止めを入れている間、血栓防止のために脚をモミモミする機械がずっと動いているのだけど、これがしょっ中エラーで止まり、そのたびにナースコールする羽目に。
結局機械は交換しましたが、右足をずっと伸ばしてると膝が痛くなったので、右膝の下にクッションを入れてもらったりする。
…とそんなことをやっていたら、就寝時間に。
飛び上がるほどの痛みはない。
(薬のおかげ。ずーっと点滴で入れてもらってました。)
でも、やっぱり10段階中の2くらいで痛みが残ってる。
看護師さんも数時間おきにバイタルチェックと尿道カテーテルのチェックに来るので、結局そのたびに起きるという感じで、連続では眠れず。
あと何気に生理が気になるんですよ…。
術後はT字帯っていうふんどしみたいなやつを履いてて、それにナプキン当ててるんですが、血液漏れてしまうのでは?という不安が常にあり、とても安眠どころではなかったです。
就寝中、左右の足首をグルグル回してみたり、足を内側・外側に向き変えたりするレベルなら動かせましたが、手術当日はベッドの上でほぼ微動だにせず終了。
明日の朝はトイレまで歩く練習して、尿道カテーテル外すのが目標!とのことですが、マジですか。
ひー、頑張りまぁす。