以前に書いた記事の続きです。

https://ameblo.jp/yakinoki/entry-12602794385.html

 

今回は銀(成銀除く)で考えてみます。

 

(1)相手の持ち駒によらず詰んでいる場合

 

まずは以下の7通り。

 

 

そして以下の4通り、左右逆も合わせて8通り。

 

 

以上合わせて盤上の局面は15通りだけです。

金の35通りに比べて少ないですね。(^_^;)

 

持ち駒は金と同じく85500通りがあり得ますので1282500通りとなります。

 

(2)相手の持ち駒がない状態で詰んでいる場合

 

意外と金よりずっと沢山あります。

まずは下の14×2=28通り。

 

 

次に下の7通り。これも奇妙な局面ですね。

 

 

さらに下の2通り、左右逆も合わせて4通り。

 

 

そして下の2通り、左右逆も合わせて4通り。

 

 

下図の4通り、左右逆も合わせて8通り。

 

 

最後に下図の2通り、左右逆も合わせて4通り。

 

 

以上合わせて55通りとなります。

 

(1)(2)を合わせると128万2555通りとなります。

 

今までの結果と合わせると1679万6997通りとなりました。

つまり…

「あるところでAさんとBさんが対局を行い、死闘の結果盤上には互いの王とAさんの駒1枚だけが残りBさんが投了した。(次にBさんがどの様な手を打ってもその次にAさんにBさんの王を取られてしまう状態であった。)その駒は龍でも馬でもなかった。」

その時の最終局面としてあり得るのは1679万6997通りということになります。

 

↓次の関連記事。

https://ameblo.jp/yakinoki/entry-12603514103.html