以前に書いた記事の続きです。
https://ameblo.jp/yakinoki/entry-12603025779.html
今回はいよいよ馬と龍王で考えてみます。
(1)相手の持ち駒によらず詰んでいる場合
馬と龍王で共通です。
まず以下の28×3=84通り。
次に以下の5通り×4隅で20通り。
そして以下の2通り×縦横逆2通り×4隅=16通り。
以上合わせて盤面上は120通り。さすがに多いですね。
持ち駒は
歩…0~18枚の19通り
香…0~4枚の5通り
桂…0~4枚の5通り
銀…0~4枚の5通り
金…0~4枚の5通り
飛車…0~2枚の3通り
角…0~1枚の2通り
よって71250通りとなり、全部で8550000通りとなります。
(2)相手の持ち駒がない状態で詰んでいる場合
まずは馬の場合。
角の時と共通のパターンが112通り。
馬ならではパターンが以下の2通り×縦横逆2通り×4隅=16通り。
よって合わせて128通りとなります。
最後に龍王を考えましょう。
まず飛車と共通のパターンが336通り。
そして龍王ならではのパターンが以下の75通り×縦横逆2通り×4隅=600通りです。
(赤は飛車と共通のパターン)
よって合わせて936通りとなります。
以上で全ての駒のパターンを網羅しました。
「あるところでAさんとBさんが対局を行い、死闘の結果盤上には駒3枚だけが残りBさんが投了した。(次にBさんがどの様な手を打ってもその次にAさんにBさんの王を取られてしまう状態であった。)」
その時の最終局面としてあり得るのは3389万8061通りということになります!