国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が11日、一部週刊誌のウェブ記事で報じられた「元グラビアアイドルとの不倫デート」の内容について認め、謝罪した騒動で、新たな展開が生じている。相手とされる元グラビアアイドルでタレントの小泉みゆき(39)の公式プロフィルが12日までに削除され、芸能界に波紋を広げている。

プロフィルを公開していた芸能事務所の担当者は取材に対し、「小泉は7、8年前に既に退所していましたが、ウェブサイト上にキャッシュが残っており、今回改めて削除しました」と説明。同事務所の公式サイトの所属タレント一覧からは既に削除済みだったものの、一連の報道を受けて各メディアからの問い合わせが殺到。確認作業の過程で、キャッシュデータとして残存していた小泉のプロフィルページを発見し、完全削除に踏み切ったという。

削除された公式プロフィルには、小泉の詳細なキャリアや身体的特徴が記載されていた。スリーサイズはB85・W57・H86で、レースクイーンやグラビアアイドルとしての活動歴に加え、複数の連続ドラマにおける脇役出演歴なども明記されていた。

元所属事務所の担当者は「彼女は本当に普通の女性でした。女優を目指して真摯に努力していて、事務所としても全面的にバックアップしていました」と、在籍当時を振り返る。特に演技の分野での成長を期待していたという。

玉木代表との関係については、高松市観光大使という立場で地元香川県との縁があったことが指摘されている。不倫報道後、玉木代表は記者会見で関係を認め、「私的な関係を持ってしまい、申し訳ない」と謝罪。小泉本人からのコメントは現時点で発表されていない。

元所属事務所の担当者は「こういった形で彼女の名前が出てしまい、大変残念です」と述懐。芸能界でのキャリアを真摯に積み重ねようとしていた元タレントが、政治家との不倫スキャンダルに巻き込まれる形となった今回の騒動に、複雑な心境を吐露した。

この一件は、政界と芸能界を揺るがす大きなスキャンダルとして注目を集めており、今後も展開が注視されている。玉木代表の政治活動への影響や、小泉の今後の動向など、様々な観点から関心が寄せられている。