テレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』が、7月3日より24シーズン目を迎えた。 主演・沢口靖子(59歳)演じる法医研究員・榊マリコらが難事件の解明に挑む人気シリーズは、今シーズンを最後に最終回を迎える可能性が高いようだ。

原点回帰をテーマに、過去のレギュラーキャストが集結するなどサプライズが用意されているという今シーズン。しかし、近年はマンネリ化も指摘されており、番組打ち切り説もささやかれていた。

テレビ朝日にとって『科捜研の女』は重要なコンテンツであり、視聴者からの継続オファーも多く、スポンサーもついているため、ある程度の視聴率は確保できるだろう。しかし、コア視聴率が低く、ナショナルクライアントが付きにくいという課題もあり、実情は赤字だという。

制作費を削ろうにも、京都ロケや円安の影響で宿泊費高騰などがあり、難しい状況となっている。さらに、1話5000万円を超える制作費を今後もペイできるかは不透明だ。

関係者からは、最終回に向けて衝撃的な展開が用意されているとの情報も漏れ伝わっている。殉職するキャラクターや、土門薫刑事とマリコの恋愛関係など、様々な憶測が飛び交っている。

来年還暦を迎える沢口の“定年退職”も囁かれており、24年という歴史に幕を閉じる可能性は十分にあるだろう。

今後の『科捜研の女』はどうなるのか、最終回まで目が離せない。