2023年GW 其の貮(万葉線・越ノ潟電停) | ゑびすたろうのブログ

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さてと本日は、その昔は『富山地方鉄道』の『伏木線』でしたが、『富山新港』開港により分断され富山県高岡市と射水市により第三セクター運行をしている『万葉線』の終点である『越ノ潟駅』のお話。

私はバイクも好きですが鉄道も大好きで、中でもこれから少子高齢化に伴う各地方自治体の老人世帯の都市部集中方式(スモールシティー&コンパクトシティー)導入時の老人達の移動時の脚となるLRT(Light Rail Transit)システムは非常に重要な都市開発の要となる要素だったりします。


海外では100年を超える運用実績を持つ路面軌道があるが残念事に日本では数えるほどしかなく、前述した『富山新港』開港に伴い分断されることとなった『富山地方鉄道』の『伏木線』が、当時の国鉄・北陸本線『高岡駅』まで路面軌道化したのが1948年(昭和23年)であり、その後は『富山地方鉄道』市内線が環状化した2007年で、その他としては戦後唯一国に接収された路線が民間に戻された旧国鉄(JR西日本)の『富山港線』の路線を一部路面軌道化して2006年に開業し、JR西日本時には大赤字だった路線を富山市からの補助金があった事もあり、開業以降は黒字化した日本国内でも例のないケースで、広島県に次ぐ路面軌道自治体の富山県の評判は鰻登りとなり、それに飛びついたのが栃木県宇都宮市で、慢性的にモータリゼーションの影響により宇都宮市内は特に朝夕の渋滞が尋常でなく、栃木県の大事な財源である『芳賀・高根沢工業団地』に入る『二輪も四輪も飛行機までも作る某メーカー』までの渋滞緩和はどうしても行わなければならない為、考え出された答えは同工業団地までLRT化・・・

当然ですが机上プラン通りに計画が進む訳もなく、用地買収やcovid-19や脱線事故等、


約75年ぶりの新規路面軌道線ならではのトラブル等がありましたが、2023年8月に開業する事に・・・


しかし前述した通り、この路線は某有名メーカーの通勤事情を改善する事がメインであることを考えれば、


少子高齢化による運転免許返還に伴う買い物等の生活難民を救済する路線でないのは間違いなく、今後どのような運用スタイルなっていくか興味がありますが、結果が出る前に私が『あの世』に召喚されている可能性もあるので、まさに神のみぞ知る世界┐(´∀`)┌


ちょいと話が逸れましたが前述した通り、これからは高齢者が少子化が原因となり指数関数的に増えることは事実であり、地方はともかく都心部でもLRTが増えていくことは間違いなく、AI化により自動運転が可能となる自家用車の実運用は現時点では『絵に描いた餅』なので、やはり高齢者自体が自らの脚で移動して生活を構築するスタイルは当分変わる事がなく、前述したように特に地方に住む方はよりその状況が強く出ると思われます・・・


そんな中、富山県富山市は高齢者を都心部に移住させて各種ケアを効率的に行う施策『スモールシティー&コンパクトシティー』を実践しており、その手助けを行うのが『富山地方鉄道』が運行する『富山市内線(路面軌道線)』で、


富山県、富山市双方からの補助金支援などもあり、結構なタイムスケジュールで市内や国立富山大学方面、旧富山ライトラール路線(年併合)の岩瀬浜方面と


35年前に初めて見た時から随分と元気になっておりますが、まだまだ延伸計画があるようなのでちょっと楽しみだったりします ( ^ω^ )


そんでもって今回やって来た富山県射水市にある前述した旧・富山地方鉄道の『伏木線』の片割れである旧・加越能鉄道(現・万葉線株式会社)の終着電停である『越ノ潟駅』には、


現在で『富山地方鉄道』の『市内線』で活躍する7000形の姉妹車である7070形が運用されていたのですが、現在では車椅子でも乗車可能な低床車両の新潟トランシス社製のMLRV1000形(通称・アイトラム)が6編成とだいぶ増え、こちらの『ドラえもんトラム』や

『万葉線株式会社』のキャラクターである『ライブゥー(LIBOOO)』を纏う黄色の車両や

こちらの『獅子舞トラム』など、

『富山地方鉄道』の『市内線』に負けず劣らず、躰の弱い高齢者乗車に特化した車両が増えて来たのは何よりなこと (๑˃̵ᴗ˂̵)


40過ぎの方が『あと20年以降どう現在水準の生活を維持する事ができるのか‼️』を真剣に考え、そして行動しなければならないとこの車両達を見ていると感じちゃうですよねぇ〜・・・


今しか見えてないウマシカ野郎が多い現在、その場になって騒いでも『後の祭り』だと気付いた方のみが、『後顧の憂いなく』人生を意図した形で終える事ができる思うと言う話で、本日はこの辺りで失礼したいと思います m(_ _)m