先週の日曜日のお話 其の貮 | ゑびすたろうのブログ

ゑびすたろうのブログ

思ったことを書き綴る爺さんのブログ

さてと本日は昨日の続きで、先の日曜日に御母堂の老健に行った話の続きでっす ( ^ω^ )


いつも御母堂の老健に行く時は、往路は多摩川沿いを使い、復路は市内をゆっくりと走り帰宅するのが御約束・・・

ということで今回は、私が復路で見つけた面白い場所を紹介したいと思いまっす‼️


まずは、真言宗大本山・平間寺(俗に言う川崎大師)の表参道にあるこちらの『昭和マーケット』でっす (๑・̑◡・̑๑)
この手のスタイルの小売店舗が数軒集まり屋根をつけた小型のマーケットは川崎市内では昔は結構な数があり、私が小学生の頃にはガキンチョの私が自転車で行動出来る範囲にそこそこの数があったのですが、今は川崎市幸区にある小向マーケットが唯一残ったくらいで、その他の跡地にはマンションが建つのが御約束といったところ・・・


こちらのマーケットの内部通路はL字型をしていて、通り沿いにはその昔大変お世話になった『まりや玩具店』もあったのですが、今ではご覧のような廃れ具合で、ちょいと物悲し感じもしますが、これも致し方ないこと・・・


こちらがマーケット内部で、ご覧のような構造となっており、想定される南海トラフ規模の地震がやってきたら、倒壊は確実といったところです。

また、この手のマーケットは住居兼用がお約束となっていて、通り側店舗とマーケット内部側の店舗の裏口がこのような細い路地に、互い違いに造られています ヽ(´o`;


マーケット内部で唯一の閉店しても店舗看板が残るのは、こちらの手芸店の『天照堂』さんで、考えてみれば私が子供の頃には商店街に必ず数軒存在した手芸屋さんも、今ではいつも行く東京都大田区の雑色商店街の中にあるボタン屋さんがいいところだったします ( ´Д`)y━・~~

内部通路の角を曲がると、ちょっと長めの通路があり、

屋根には色あせたカラートタンが止めている釘から出た錆で、この手の建屋独特の雰囲気を醸しております。

こちらは青果店の看板が出ていて今でも営業しているようで、店舗前には商品陳列用の棚が今でも現役だと言っているようです・・・


こちらは店舗を改造して、普通の民家となっているご様子・・・
リフォームされて外観はとても綺麗なのですが、中身は他の店舗同様の柔い木造住宅且つ連接構造となっているので、他所で出火したら完全延焼してしまいますねぇ・・・


こちらは先ほどの青果店のといめんにある謎の棚・・・
所々ガラスは入っているものの、使用用途は全く想像がつかず、棚の下部にあるタイル状のものは叩き出し加工されたトタン板でした。


こんな感じでしたが如何でしたか・・・
川崎市は今では150万人都市して有名になりましたが、私の子供の頃は夏になれば臨海部の工場から排出される噴煙で光化学スモッグが発生し、市内中央部まで汚染されることにより、プールや屋外での運動が中止になることもしばしば発生し、光化学オキシダントにより喉や眼によく痛みが発生したものです・・・

うちの亡くなった親父も、『川崎は肉体労働者の街』とよく言っていたのですが、今ではその影もこの昭和マーケットが残る川崎市臨港部にその痕跡が少し残るのみとなってしまいました。

この景色が後どれだけの期間残るかは分かりませんが、そう遠くない未来にこの景色も確実になくなることは間違い無いと思います。


なので、今度はしっかりとこの景色を記録に残すために、デジイチで撮影に来たいと思います ( ^ω^ )



と言った感じで、
本日はこの辺で
失礼したいと思います m(_ _)m