前回の続きです。なんとか今回で【題名】締めたいと思ってますので(>_<)お付き合いください。
国体の全国大会に出場するのに他の大会と大きな違いは、個人の戦い+各県で出場するという事。
例えば、ジムのある静岡県では、東海地区に所属するため東海四県(愛知。岐阜。三重。静岡)の予選の上位2 県が全国大会に出場できる。
出場できる選手は全8階級中に各県5人。
その5人が東海予選を戦い。1回勝つと1点。そして優勝者が優勝点3点。
だから東海予選では、一人の選手が取れる最高点は、2勝して優勝する。これで5点。
その合計点で上位2県が全国大会に行ける。
それを踏まえて、この8階級中に5人っていうのが国体のいい意味の面白さで、すごく難しいところ。
絶対優勝する選手(日本一)が2回勝って5点取る。
よりも、だったらその他の県は8階級うちの5人が少しでも勝てる階級を選ぶ。
そうなると、まぎれもなく強いやつの階級に選手を選ばない。
そしたら、まぎれもなく強いやつは3点で終了。
そこが悲しくとも【題名】。
間違いなく【題名】。
それ以外の全国大会にはない県単位の駆け引きが始まる。
誰が悪い訳じゃない。だってそういうルールだから。
もちろん自分のとこの選手を出したい。聞いた話では国体に出ると出ないでは来年の県から出るスポーツ補助金の額も大幅に違うらしい。
多分だけど、大体どの県も全階級で予選をする。
そこから(全8階級)5人を各県選ぶ。
まぎれもなく強いやつは簡単。各県5人の中では絶対選ばれる。
なんとなく強い選手は、まぎれもなく強い選手とやってすぐ負けちゃうよりは、なんとなく強い選手と同じくらいの、まぎれもなく強いやつがいない階級の選手が出る。
なんなら、まぎれもなく強いやつと本当は同階級の選手が予選だけ違う階級ででる(本選の出場権が取れれば階級変更可)。
長くなったけど、そんなやり取りがあってか無くてか。
ジム期待の選手の高校の競技生活が組み合わせの時点(国体東海予選の投稿前の移動の車内)で終了した。
【題名】
最後の全国大会で勝負したかった。
だけど【題名】
一人二人まぎれもなく強い選手がいても、各県の駆け引き、全員の力でその県が出場できない。
まさに【題名】
全三回になりましたが、少しでも私の悲しさが理解できたでしょうか?
一人だけじゃ無く全員の力の底上げを誓う。今日この頃です。
だから国体というのは他の二大会とはまた違う面白さがあるのです。
それを踏まえて観戦、応援してみるとまた面白いです。
長い事お付き合いありがとうございます(>_<)
伊豆ボクシングジム今日から夏休みに入ります。
むちゃくちゃ楽しんでやろうと思っています。
それではまた。
ちゃお。
P.S.ジムの待合室の“はじめの一歩”全巻揃えました。
三日坊主大歓迎。
伊豆ボクシングジム。