『吉野北高校図書委員会』/著:山本渚 | 金の塩風呂の煩悩紀行-綴るは恥だが満たされる-

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宜しくお願いします…I˙꒳​˙)

2021.5.8 読了📚



 

【あらまし】

まじめな進学校の、まじめな図書委員会にだって青春はある――
まっすぐには進めなかった、もどかしい、

あのころの日々。
高校生たちの悩み多き青春を、

瑞々しく描き出す。


気の合う男友達の大地と大好きな後輩が

つきあいだした。

彼女なんてつくらないって言ってたのに――。


図書委員会でふたりに接するうち、

大地への微妙な想いに気づいてしまったかずら。

だけどこれは恋ではないと、

自分の気持ちにふたをする。

一方、同じく委員の藤枝は、

そんなかずらへの一途な想いをおさえきれず、

苦悩していた。

同時に、大地への気持ちに気づかないふりをするかずらの態度に苛立ちがおさえきれず……。

図書委員会を舞台に、悩み、

揺れ動く高校生たち。

まっすぐには進めなかった、もどかしい、

あのころの日々。

大好きだから、友達だから、

生まれてしまうたくさんの葛藤や悩み、

割り切れない想い……

決して綺麗ではない感情を抱えながら、

それでも前に進もうとする高校生たちを、

図書委員会という場を通じて描いた作品。

誰にでも覚えのある感覚がストレートに

押し寄せてくる、そんなまっすぐさを、

些細な感情の揺れを描きながら

見事に生み出しています。

受賞作にくわえ、

短編番外編「あおぞら」を収録。

 

(Amazonより引用)

 

11日ほどで完走。

連休挟んで、全く読まない日もあったから、

約4日ほどが実質読んだ日数かな。

厚くもないし、なにより読みやすかったので、引き込まれた。


…高校の図書委員会のお話…

こんだけいい子が揃うと羨ましくも思う。

登場人物1人ひとりに良さがあって。

変な子、嫌な子、尖った子が全然出てこない。

素朴さが素敵。


藤枝のかずらへの想いの先とか、

なにかあっても元に戻れたのは、良かった。

次はワンちゃんのお話、楽しみ。

 

 

おしまい(*´ ³ `)ノ