2024.4.23 読了📚
【あらまし】
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』暁佳奈が贈る四季の物語、秋の章下。
「きっと、貴方に恋をする為に――」
異国の地にて勃発した神を巡る大事件。それは二つの国の『秋』を波乱と混沌の渦に呑み込んでいった。
大和の秋である祝月撫子。橋国佳州の秋であるリアム。
幼き秋達は運命に翻弄されていく。
と同時に、容赦なく訪れる理不尽な暴力に対し、座して待つことを良しとしない者達が奮起していた。
冬の代行者、寒椿狼星。
夏の代行者、葉桜瑠璃。
さらには、大和からの随行陣や橋国佳州の四季の代行者も加わり、
事件は国家をも巻き込む事態へと発展していく。
やがて明らかになる、巨悪の存在。
撫子の護衛官、阿左美竜胆は主を救う為に戦場を駆け抜ける。
少女の愛と罪を巡る物語の答えは如何に。(Amazonより引用)
今回は…正直、
大和勢がいい迷惑を被ったという印象しか残らなかったなぁ。
中盤ここまで盛り立ったのに、結末がサクッとしすぎて…。
橋国佳州の腐った伝統があまりにも酷すぎるのは分かるし、
それを失くそうとしたジュードの想いも分かる。
想いの方向が合わず、
淋しい想いをしたリアムの孤独さも不憫だと思う。
でも…撫子を筆頭に、
大和御一行がいいように使われて、傷ついて。
撫子、もっと不貞腐れてもいいよと本気で思うわ💦
聞きたくない言葉まで、立ち聞きしちゃうし。
誘拐されちゃうし、連続の蘇生術使うハメになるし。
“ここまで辛い想いしたんだから、
上回る何かがあるんでしょうなぁ( ˙³˙ )”と、
読み進めるも、無常にも薄くなっていくページ数。。
思い思いのハッピーエンドにはなって良かったけど、
卑しい私は「これだけ!?」なんて思って…ごめんなさい。
春まで乗り込んできたのにね…。
今後菊花も護衛官になるのかぁ。
阿左美一門、今回の動きで結構苦手になったかも。
おしまい(。・ω・)ノ゙