PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像
先日、ちょっとしたクイズで「色の三原色は黄色・青と何?」と言う問題を出された。
私は「赤」と答えた。
正解は「マゼンタ」と言われた。
はい、ここまでで「ぜんぜん違うじゃん!」って思っている方、多分それが正解です。
色の三原色と言われているのは「イエロー・シアン・マゼンタ」です。
プリンターのカラーインクの構成をご存じの方はそれと同じだと気が付くと思います。
そう、クイズの問題自体がすでに間違っていたんです。
とは言え、ある程度の年齢が上の方は「赤・青・黄色」だろ!と主張する方も多そうです。
私もそうでした。
カラープリンタのインク構成を見て、何でだろうと思ったが特に関心が無く調べなかった
何故、この2説があるか・・・・
三原色と言うと大きく分けると「光の三原色」と「色の三原色」がある。
「光の三原色」は加法混合の三原色と呼ばれ「赤・青・緑」です。
映像関係はこの色を使っている感じ。
この色は、人間の視覚が色をこの3つに分けて認識していることから「三原色」としている様です。
で、問題の「色の三原色」は減法混合の三原色と呼ばれていて「イエロー・シアン・マゼンタ」です。
でも、私の様に「赤・青・黄色」と思っている人が少なくないかと言うと、そう教えられたから。
どこでどう教えられたかはもうわかりません。
出所はハッキリしていて、1915年までは絵画の世界などでは色の三原色と言えば「赤・青・黄色」だったそうです。
この1915年から「イエロー・シアン・マゼンタ」だという説が広まって、今に至る様です。
おいおい、私は100歳超えじゃないですよ。
そんな前から色の三原色とされる色が変わっているのになんで昔のまま教えられたんでしょうね。
なんだかこの辺も音楽教育と共通する点がありそうだ。
日本の音楽教育も大昔のままだったり、今みたいに英語をちゃんと翻訳出来ていなかったり、勝手に解釈していたり、ちゃんとした情報があるにも関わらずそれを使わなかったりして、その内容を正しく変えないまま今も教育されている事もあります。
多分、私の学生の頃も三原色は「変わってないまま」教えられたんじゃないかな。
それか「シアン」とか「マゼンタ」って言葉が認知されてないから、代用のつもりで「青」「赤」って以前のまま言っちゃっていたんじゃないかな?
あるいは男性は女性よりも色の識別能力が弱い(色のちょっとした違いが分かりにくい)ので、男社会的なお偉いさんが実は色の判別(区別)が出来なくて、シアン=青、マゼンタ=赤、に見えてしまったから、変えるのめんどくさいからそのままにしちゃったとか。
想像だけしてますが、わかったからってどうにもならないので、まいっか。
いや~ 覚えていた内容が間違え・勘違いだと焦ります。
三原色の話なんてそんなしないから、恥かく事も無かったからよかったよ~
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