鯨族供養塔
げいぞくくようとう
函館でも江戸時代から捕鯨が行われていたと伝えられている。
それほど歴史は古い。
明治時代になって遠洋捕鯨会社で船長・砲手を務めた天野太輔さんが自費+賛同する団体・個人の出資にて立てた供養塔。
像になっているのはセミクジラ。
何故セミクジラかと言うのは、食用として美味しい+絶滅危惧種とある意味相反する理由から選ばれたそうな。
貴重な食材だったのかもしれませんが、当時から命を頂く観点からこういった供養塔を作ったんだなと。
捕鯨に関しては世界的に見ても賛否ありますが、日本古来の「いただきます」「命を頂く」気持ちや考えは外国には意味不明なのか?
クジラ好き、漁業関係者は一度訪れてみては。
アクセス
市電函館どつく前電停下車で千歳坂を登る(徒歩10分)のも良いのですが、おススメはバス。
函館バス43系統(函館駅では無く棒二前を通る)で称名寺通停留所下車、徒歩2分。
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