いまが思い出に変わらない
AERAのZARD思い出の一曲になんか投稿しようかなと思ってたんですが、ほとんど毎日練習してるのでまだ現在進行系なんですよね。
弾き語りでやらかすたびにトラウマが増えていく。
人気順だとトップ10のうち『Don't you see!』しか安定して弾けないのはまずい。
『心を開いて』はコード譜起こし中に浮気してあちこちつまみ食いしたままだし。
ZARDの悪い思い出といえば、中学生の頃になんかのクラスの出し物で『負けないで』をやるというので、なんか自動的に女子がメインパートで男子はコーラスという割り振りにアタマ来て、声変わりで声がでないと言ってボイコットした記憶。
協調性ゼロの嘘つきである。
今ならベースやコーラスの重要性もわかるんですが。
中坊にしてライブをやらない高度なZARDごっこをしてしまった。
あとZARDファンの同級生に「坂井泉水ってレースクイーンだったらしいよ」と教えて、そいつが駅前の古本屋に写真集を買いに行くのを自転車で尾行したり。
包茎手術の相談されたのもこいつ。
嫌なSTAND BY MEだな。
ZARDの弾き語りしてて一番良かったのは、慶応病院に当時入院してたという人に話を聞けたことですね。
「坂井泉水さんが同じ病棟に入院してるのは知ってたけど会ったことはなくて、会うと歌を歌ってもらえるという噂でよく散歩するようにしてたんですよ、でもああいうことがあって結局会えなかったんですが、今歌ってもらえたような気がします」
「奇遇ですね、実は床屋でZARDの命日だって話ししてたら自殺か事故かって話になって、このあいだ慶応病院行って現場を見てきたんですよ。それでなんとなくギター引っ張り出して弾いているんですが、代理が務まって良かったですよ」
そこまではいい話だったんですが。
「やっぱり……。さっきからあなたの後ろに坂井泉水さんの霊がいます。事故現場なんかに行くから憑いてきてしまっているので、お祓いに行ったほうがいいですよ……」
「幽霊とか信じないんですけど、もしいるんだったら一生憑いててもらいたいですね」
「そんなのだめですよ! お祓いに行ってください!」
「」
その後何話したか覚えていませんが『永遠』をダウンロード購入していただけました。
まあ今どき急に思い立ってZARDの弾き語りやってる奴なんてUFOとか心霊現象みたいなもんですかね。
幽霊に取り憑かれたくらいじゃないと信憑性がないという。
僕にスタンド能力があったら、スタンド名は『トゥデイ・イズ・アナザー・デイ』で、能力は『本人の時間を止める』。