劇団四季「ふたりのロッテ」
北アルプスの縦走が無くなって 5日間空いたから、もう席は空いてないだろうと思ったが調べたら、なんと今日の昼
1時半、
8列目中央の席が一つ空いていた。
しめた!
すぐ押さえた。
浜松町に降りたら、日傘が要らないくらいに曇っていて
風も吹いていて 爽やかだった。
早めに入ったので周りは空いていたがどんどん埋まっていき、やがて満席になった。
ついてるなぁ⋯
ケストナーのふたりのロッテは
いつ読んだかな?
高学年か中学だろう。
四季の舞台も昔見たが忘れている。
主役の2人が登場して
面食らった。
(本物の双子? 双子の四季団員?)
と思った。背丈もぴったり同じ、
多分体重も。
2人がデュエットする場面が多いが
2人のハーモニーが素晴らしくて聴き惚れた。
二人ともかなりバレエをやっている人なのか、特訓したのか、 手足の伸びが美しくて、
クルクルと華麗に舞う。
父と母とに分けられて 別々に育ったが、山の学校で出会い 事情がわかって、
2人は入れ替わって、また家族として一緒に暮らせるように企む。
性格の真反対な二人のチグハグさが面白く、ウケていた。
初めは区別がつかなかったが
髪型を同じにして同じメイク
にすれば双子に見えるとわかった。区別がつくようになった。
私はロッテ推し
とても心地の良い ハッピーエンドの終わり方で、やはり
ファミリーミュージカルなので、 子どもたちも大勢見に来ているし、人間を信じられるハッピーな気持ちにさせてくれる物語がいい。
友達にもおすすめしようと思った。
良い気分で乗った帰りの電車で⋯
帰りの山手線で、私は優先席に座れたが、次の駅で
私と同じくらいの年配の2人が 空いた一つの席を譲り合っていた。
私の隣の若者が 「どうぞ!」と
席を立てばいいのに、そんな気配は微塵もなく 、私は本当に若者だったか
横を向いて顔を見たら 目があってしまい、
れっきとした若者男性だった。
次に見たら その人は目をつぶって
寝たフリ?をしていた。
私が立とうかとも思ったが、 私より若そうだし、あてつけっぽいから止めた。
山手線は 真っ赤な色に床が塗ってあり、デカく優先席
と書いてある。東上線もそうすればいいのに⋯
山手線では、他が混んでいても、
赤い優先席は大抵ひとつは空いていて、
東上線よりマナーが良い。
こんな工夫をしないと
年寄りや 白杖の人や ヘルプマークの人や 怪我した人や 妊婦さんに 席を譲れないのは
なんとも悲しい日本だ。