2024/06/19 パルコ劇場「ウーマン・イン・ブラック」 | つっちーの日々

つっちーの日々

元気な好奇心旺盛な女性。
趣味沢山。でも深くはない。登山、映画、演劇、温泉、旅行、読書、コーラス、美味しいもの食べ歩き、園芸…交流しましょう!

都民劇場で選んだ演劇
「ウーマン・イン・ブラック」PARCO渋谷劇場 




 向井理と勝村政信の二人芝居 

 パルコ劇場がお化け屋敷のようだった。 


 始まりは勝村が舞台でボソボソと何を言っているのか分からないような読み方をしている。

すると舞台の後ろの方から向井理がダメ出しをしながら舞台に登場するというあっと驚くスタートだった。 


 この演劇は日本でも8回目の上演で、

斎藤晴彦、萩原流行、西島秀俊、上川隆也らが演じていて、いまだにイギリスではロングランの人気演劇らしい。 


 見終わったらそれもうなづける。 

 恐ろしい体験をした勝村演じる弁護士のキップスは悪夢に悩まされ、家族に話そうとする。


それを若い俳優を雇って再現していく。

無人の劇場で…という設定で

舞台は簡素で 藤のテーブルと椅子しかない。
構成が、ちとややこしい。 


向井が若い頃のキップスの体験を演じる。

はじめはたいしたことないのだが、後半に入ると、本格的に劇場がお化け屋敷になり
劇場の横や後ろの壁に設置されたスピーカーから大音量の悲鳴こ聞こえる。 


不気味な音や心臓の拍の音?

 黒衣の女がす〜と現れては消える。

 ドキドキする。 


 老婦人の葬儀の教会 

 黒衣の女 

 街の人々の不可思議な態度 

 謎の扉の奥の子ども部屋 

 揺れている無人の椅子 

 整頓された子ども屋・・・・ 

 次に入ると乱れた同じ部屋・・・・ 


 二人の芝居はどんどん記憶を再現していく 


 犬が沈みそうになった沼と屋敷が不気味 


 なんだか結末はよくわからなかった。 


 単なるホラーとは思えない 

 何か重いテーマがきっとあるのだろうが・・・・何? 

  呪いの呪縛から逃れようと
俳優を雇って劇場で語るのだが・・・・それは成功したのか・・・・イマイチわからない


映画とは結末が違うらしい。


2人の息はピッタリ合っていて

いい感じだった。向井理はどこからみても

すらっとしていて かっこいい。


二人とも よくあの膨大なせりふを覚えたものだと、それだけでも心から拍手を送りたい。


それにしても渋谷という街は何度行っても落ち着かない街だなぁ

文化村とパルコ劇場ヒカリエの劇場には
よく通うのでやっと道は覚えたが
とにかくごちゃごちゃしていて
いつも変化している。