2024/05/31 映画「ゴールデンカムイ」 | つっちーの日々

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ゴールデンカムイ 


 キングダムは映画を全部見ている。

山崎賢人の気迫とリアルな演技が素晴しい。

その山崎賢人がまた主演でゴールデンカムイの不死身の杉元を演じている。 


この人の運動神経、反射神経、バランス力は体操選手並みに見える。

それに加えて力強さと迫力もある。 

それが一番の見どころだろう。 


 この映画は何回位で完結するのだろうか?
続きが早く見たい。

見ところがたくさんある。 


 明治時代の後期、日露戦争での二〇三高地の戦いから始まる。 

 きれいな顔の山崎賢人が傷だらけで軍帽を被っているから、初めは本当に山崎賢人?と確信が持てなかったりした。


 この時の死なない、傷もすぐ治る不死身の主役の誕生で、舞台が北海道に移る。 


 昔アイヌが隠した埋蔵金の在り処を、

囚人24人?の体に入れ墨をして脱獄させる。
その入れ墨は残酷にも皮を剥いで、繋げて見るような設定。だからこの囚人たちは欲望の輩たちから追われる。 


 その一人が矢本悠馬で、アイヌの娘と杉元との3人のチームワークがとてもいい。矢本のホッコリする笑顔と、アシリパのまっすぐな正義感と 、アイヌと生活の知恵と技、まじめだからこそのユーモア…3人の食事場面やふざけ合いの場面が私は気に入っている。
これも見どころの一つだ。


 別の見どころは、ヒグマと白い狼の動き。
まさか実写であるわけはない。

CGのはずで、検索してみたら、やはりものすごく苦労して、時間をかけて作っていた。2年以上とか…


 特に白い狼は、アシリパとの子どもの頃からの絆をきちんと観客に伝えるように、頬を甜めるる様子や頭を撫でる仕草にとても苦労して工夫をこらしたようだ。
狼にはロマンを感じる。 

表に出ない裏の主役でしたよ。

 CG担当者に敬意を表したい。 


 もう一つ期待したのは、
アイヌの歴史と文化。でもコタンの集落の家や、生活の様子は少ししか描かれていなくて、そこを詳しく知りたかった私としては残念だ。


途中でエンドロールが出てきて、

え?  もう終わり?なんでなんで?

ちっとも解決してないじゃん…

という感じで終わってしまった。


次回作をお楽しみに!

というのが見え見えで、なんだかなぁ~

という終わり方だった。


だからといってつまらなかったわけではないが、もう少しこの映画としてのまとまり、完結の仕方もあったのではないだろうか…まぁ  早く次回作ができることを期待する。