2024/01/14メガネを忘れて団十郎親子の歌舞伎がボヤけて悔しい | つっちーの日々

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メガネ忘れて団十郎親子の歌舞伎はぼやけて悔しい

失敗 焦りの最高値!

今日は新橋演舞場で
団十郎親子3人の歌舞伎だ。
3階席だが1列目のド真ん中のいい席。


休みなので通勤用でないバッグに
必要な物を入れた。
財布、パスモ、読みかけの本、手帳、スマホ、飲み物、ペン、飴玉…
自分では完璧と思った。

喫茶店で新聞を読み、乗換駅まで行って
気づいてしまった。

1番と言っていいくらい大事な物を忘れたことを…
メガネとオペラグラス。

オペラグラスはともかく、
舞台が、役者がはっきり見えない。
普段は眼鏡を使わないが
私の視力は0.6か7でボヤける。

頭の中でとっさに
(取りに帰っても間に合う)
と反対路線に乗った。
そして検索してみたら…間に合わない…

何やってんだか!
自分に腹立たしい!
また目的地に向かう電車に乗り直す。

余裕で間に合うが、
もうボヤケた舞台は 覚悟だ。
開き直った。

団十郎は最近、声が小さくて、早口で、
聴き取りにくかった。
一生懸命やってないんじゃないの?
もう団十郎はいい!
と切り捨てる気持ちになっていた。

平家女護島は他の役者で見たことがある。


始まって…
声が出てているではないか!
早すぎず ちゃんと聞き取りやすい。
娘と息子の前で張り切っているのかもしれない。

何回も見せてくれた早変わりは見事で、
やっぱり団十郎は華がある。

息子の新之助も姫と牛若丸を演じ、
演技も大きく見栄えがする。
大立ち回りもうまかった。
どんどん成長している。


ぼたんちゃんはいつまで歌舞伎に出られるのだろう。
好きなら寺島しのぶさんみたいに悩むだろうな。


メガネとオペラグラスを忘れて無かったらもっと素晴らしい舞台として
心に残ったことだろう。

自分の老化と判断ミスに
うんざりした。
そういう事が増えていくのを認めながらの日々になっていくのだろうなあ…
しみじみ…