2024/01/04山田洋次演出脚本の「東京物語」を小津安二郎の映画と比べながら見た | つっちーの日々

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失敗だらけのスタートで三越劇場へ

今日は用事がたくさんあった。
キャパを超えている。

冬休みに借りていた沢山の図書館の本の返却。
今日から開店の郵便局でレターパックで実家に頼まれ物を送り、年賀状を購入(コンビニ売り切れ)
他にも色々。

失敗①
いつもの駅のマックで
新聞を読み、年賀状の返事も書こうとしていた。
コートを脱いでみると、
アララララ…
コートの下にチュニックを着るのを忘れている。
薄くて黒いユニクロのセーターが現れた。ババシャツに見える。
これでは劇場で上着を脱げないではないか!
恥ずかしー

ま、みんな舞台を見ていて私なんか見ないからいっか!

失敗➁
何時の電車に乗るんだっけ?
スマホの乗り換えメモを見たら
その時刻を過ぎている!
あれー 乗り遅れた!

検索し直してなんとかギリギリ間に合う電車に乗るため走った。

ハァ~だめだコリャ

帰ってから役所広司が賞を取った
「PERFECT DAYS」
を見られるか調べたりしていたのが間違えだった。

三越劇場はこの前久しぶりに行って
着いてから迷って何人にも聞いた。
何線でどこに降りて失敗したのか忘れた。

今回はバッチリ最短で着いたが
係員が誘導する位ギリギリで
幕が開く10秒前着席という感じだった。

新派の劇はあまり好きでないのに
なぜこれを選んだかというと、
小津安二郎監督と笠智衆、東山千栄子のあの有名な映画が良かったことと、
演出、脚本が山田洋次だったからだ。

結論は…とても良かった。
映画の大筋は踏んでいるが別物で
とてもよい演劇だった。
流石 脚本家山田洋次!
は裏切らない。

世代と都会と地方とのギャップですれ違いや誤解がさざ波のように起こるが、
進むに従ってみんな精一杯に生きて、いたわりあって、
気を使って、
誰も悪い人がいないことに安心し、
みんなの幸せを期待し祈る。

母親が死んでしまう結末が1番映画と違うが、
1番納得の行く いい終わり方だった。

新派も悪くない!

①➁の失敗は チャラになった。