瀬戸内国際芸術祭のツアーで知り合った
4人グループで時々美術展に行っている。
一人は画家で、二科展ともう一つの会に所属していて、大きな賞もよく取っているので二科展には最近行くようになった。
その人たちと上野の森美術館の「モネ展」
8月終わりに四国の旅でモネの庭に行って感激したので楽しみにしていた。
100%モネ!
印象派展とか、〇〇の展覧会の付け足しでなく、
モネ オンリーで各国30か所から集めたモネの作品70点以上。
見たことのない絵が多くて、
特に連作をテーマにしているので、
同じ場所、同じ物を描いても、
時間、天気、季節、で全く違った色彩や雰囲気になり、展覧会の深みと広がりが増す。
例えば 積み藁、睡蓮、橋、崖、ポプラ並木…
入口とさいごの睡蓮のコーナーは特に混んでいた。
前の列は動かないから後ろから背伸びして見る。そのうち隙間ができると
小さな私はするすると前列に行けることがある。
正面に行けた時にすかさず写真を撮った。
ジベルニーの庭で80代まで幸せに絵を書き続けたモネは悔いのない人生だったろう。
こんなに大勢に愛されて きっとまばゆい光の天国から満足そうに微笑んでいるに違いない…
自然の光と豊かな色彩からは あたたかな癒やしと安心感と幸福感をもたらしてくれ
いい1日だった。
日本の国内にも沢山モネの作品があることが分かった。
店を探すのも大変そうだから上野精養軒に入った。すぐ入れて、料理も美味しくて、話も弾んだ。
美術鑑賞後はここが近くていい。