2023/11/16村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」の演劇池袋プレイハウス | つっちーの日々

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村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」演劇
池袋芸術劇場プレイハウス

日にちと時間でこれしか選択肢がなかった

こんなに難しい演劇は初めて。
村上春樹は何度チャレンジしても挫折したからもう読まないことに決めている。
ただ一冊だけ面白かった本がある。それは
「色彩をもたない多崎つくると巡礼の年」

普通演劇は年齢層が高いがこれは若者が多かった。
特に若い男性は全員演劇人かと思えるような顔と服装をしていた。

分からないだろうからとネットであらすじを読んでいったが殆ど役に立たなかった。主人公が消えた妻を探す話だが複雑極まりない。
同じ人物の分身やらたくさん出てきて、群像舞のようになっている。
役者はみな上手くて、
バッグのダンサーたち(心象風景?)はみんな体操選手か新体操の選手に見えた。

消えた妻は多重人格だか色々に姿を変えて登場するし、日本兵の残虐な行為などどこで絡んでくるのか意味不明だった。

成河 渡辺大知 竹脇麦
喋りながら心の中を身体表現していたのは意表を突かれその動きの柔らかさと複雑さ感心したが、ほとんど私は理解できていない。

壁にドアがたくさんあり、
自由自在に行ったり来たりする。
井戸からも出没して
これが異世界と繋がる村上文学なのか?
ますます村上文学から遠ざかってしまった。

だんだん眠気が襲ってきて、ガムを噛んで耐えた。
隣のおばさんはほぼ寝ていた。
落ちこぼれたのは私だけではなさそう。
最後の拍手も力一杯たたいている人は少なくて立つ人もいなかった。