2023/07/25東北の山と温泉 | つっちーの日々

つっちーの日々

元気な好奇心旺盛な女性。
趣味沢山。でも深くはない。登山、映画、演劇、温泉、旅行、読書、コーラス、美味しいもの食べ歩き、園芸…交流しましょう!

21日早朝あきたこまちで角館。そこから乗った内陸線秋田縦貫鉄道が実にローカル味満点で大サービス路線だった。

車内は秋田犬の写真で溢れ、アナウンスで見どころを紹介してくれる。田んぼアートがあちこちにあり、近づくとスピードをゆるめて時には停まってくれる。車内販売もある。

阿仁前田駅舎にあるホテルに泊まった。

5人で通された部屋はなんと十畳が2つ繋がっていてまるで修学旅行のようだった。

タクシーを予約して森吉山へロープウェィで上がり高山植物とトンボの群れ飛ぶ中を無事森吉山登頂。帰ってきてタクシーの運転手さんがマタギの道具を代々作っている鍛冶屋があそこにあるから寄ってみるといいと教えてくれて入った。あまりに見事な刃物に感動して包丁を買ってしまった。


23日は早目に乳頭温泉鶴の湯。ここは三回目だが半年前の予約日に多分1番で電話したら憧れの本陣が取れた。本陣2と本陣3は中で繋がるようにできていて、

ランプの明かり、いろり、入り口の鍵は心張棒なのだ!

夕食はいろりにイワナの串刺しを差し、山芋汁の鍋が掛けられた。

もちろん露天風呂には何時間もいて

何年ぶりにはっきり天の川をみた。

昨日からアブが出るようになったというがハエたたきが数本置いてあって、アブとの格闘だった。かなり腕をあげて、殺生してしまった。


24日は秋田駒ヶ岳登山。8合目までバスが連れて行ってくれる。それでも5時間の山歩き。外輪山をぐるりと歩いた。真っ青な空と高山植物と池とカルデラとホシガラスと気持ち良い風に吹かれて少女達のようにおばさん5人ははしゃぎ山を満喫した。

山小屋売店でバズ待ちしていると秋田県の警察学校の若いお兄さんお姉さんの集団と会ってお話した。ウ~ン若いって眩しい。

思わず「頑張ってください」と声かけていた。男体山で骨折して私はこういうお兄さんたちに救助されたことがある。

次はバスで新玉川温泉へ向かう。


25日は日本一酸性の強い玉川温泉。

前回は知らなくていきなり100%のお湯に入ったらピリピリ痛むし湿疹が出てきた。

今回は弱酸性、50%…と順を踏んで入った。湯治客が多く人気の宿だが5人で

8畳?どうやって寝るの?とフロントに掛け合って2つの部屋にしてもらった。

源泉の地熱浴の場所までゆっくり散策したら、「地球は生きている」と実感した。

98℃のゴボゴボ沸騰する川、真っ黄色の岩から吹き出す蒸気…あちこちで寝転んでいる湯治客…もう一度今度は玉川温泉に入って帰路についた。


森吉山、秋田駒ヶ岳、鶴の湯、新玉川温泉

をどうやったら回れるのか…東北の友人が

「あなたは東北の大きさが分かってない」

そんな旅行は無理だと謂われたが、実に計画通りに天使にも恵まれて怪我もなく無事楽しい旅行ができた。旅行中一度もブロブを書かなかったから今帰りの新幹線で思い出しながら書いた。