心がけて人をほめる経験をすると
わかってくるのですが、
自分が誰かをほめようと注目する
ジャンルは、不思議と自分自身も
ほめられるとうれしいジャンルに
なっています。
またほめるポイントも、自分が
ほめられてうれしいポイントを
思いつくようになっています。
ジャンルというのは、
ざっくりわけると…
1.その人の外見
2.その人がとった行動
3.その人が収めた成果
4.その人のあり方(思い)
の4つになります。
ポイントというのは、
たとえば「外見」の中でも、
その人の持ち物であるとか、
服装であるとか、
表情であるとかのことです。
それが、上品なのか、
センスがいいのか、
さわやかなのか、
明るくていいのか、可愛いのか、
カッコイイのか、などの
「どういいのか?」も
ポイントにふくみます。
人をほめるところ=
自分がほめられたいところ
ですから、もしあなたが
先に誰かにほめられたら、
それはその人も
「ここをほめてほしい」という
合図だと思ってください。
「ありがとうございます」
と受け取ったら、すかさず同じ
ジャンルやポイントに当てはめて、
その人をほめることを
おすすめします。
そうすると、はっきり喜ばれます。
会話が弾み、
コミュニケーションが
円滑になるでしょう。
追伸1:
対応してほめるポイントが
すぐに見つからなければ、
ジャンルだけでも合わせると
よいでしょう。
「素敵なメガネですね」
とほめてくれた人が
メガネをかけていなければ、
外見に関する何かをほめる
という感じです。
追伸2:
目の前にいる人のほめるところを
探すことで、「いま自分自身が、
どのジャンルで、
どのように評価されたいか?」
も判明します。
気持ちが荒れているときは、
自分へのねぎらいが
足りない場合が多いですので、
自分が評価されたいところを
見つけたらそこをダイレクトに
ほめてあげるとよいでしょう。