たこつぼ心筋症とは。

こんばんは！！

八幡西はりきゅう整骨院の桑原です！

先日、熊本で地震が発生し、

本日でちょうど1週間が経ちましたね。

熊本・大分では未だに余震が続いているとの事ですので、早くおさまって欲しいなと思うばかりです…。

今回の震災のニュースなどで、

「エコノミークラス症候群」というワードを耳にする事も多いのではないでしょうか？

「エコノミークラス症候群」については、

先日、伊藤先生が記事にしてくれてましたが、

他にも震災時に起こりやすい病気がありますので、今日はその病気について書きたいと思います。

その病気が「たこつぼ心筋症」という病気です。

たこつぼ心筋症とは…。

・女性に多い疾患で、心臓の動きが急に悪くなり、心臓がたこつぼのように広がってしまい、心臓の働きが低下してしまう病気です。

・心臓の血管（冠動脈）には異常がなく、家族の死や天災などの強いストレスで、 カテコラミンなどのホルモンのバランスがくずれることが原因と考えられています。

また「たこつぼ心筋症」は、

持病がなくても発症することがあると言われています。

発症の仕組みはよく分かっていないそうなのですが、精神的なストレスが最も影響しているとされているとの事です。

2004年の新潟中越地震の際にも、

被災地の女性に多発しているそうなので、

精神的ストレスと非常に関係性は有るかと思います。

ネットニュースの記事にありましたが、

兵庫医科大学の増山 理（とおる）教授（循環器内科）は

「避難所では周囲に気を使って我慢する人がいるが、心臓の状態が悪くなるので、症状が出たらすぐに医師に診てもらってほしい」

とも言っており、非常に注意が必要な疾患でもある事が分かりますね。

この疾患の主な症状としては、

・胸の痛み、圧迫感

・息苦しさ

・全身の倦怠感

などがありますので、

このような症状が思い当たる方や身の回りの方でこのような症状が見られる場合は我慢せずに医療機関に相談してください！

被災した熊本・大分の方々が、

1日でも早く普通の生活を祈っております。

僕も微力ですが、出来る範囲の事して少しでも協力していこうと思います！

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