長女の療育方法を探してアメリカから療育書を取り寄せるうちにその存在に気がついた、発達アプローチを日本で初めて実践する場を作ることを目的とした発達支援所です。現在、発達相談+療育体験を無料で一時間いつでもお取りできます(大変申し訳ありませんが、療育の中でお子様を見させていただくことによってより的確なアドバイスが可能となるため、「電話で発達相談のみ」というご要望は現在受け付けておりませんのでご了解ください)。
午前9時から午後9時まで無料療育体験の予約のお申し込みを受け付けております(実施時間は午前9時~午後6時となります)。
発達アプローチの説明は、http://jiheishou-ryoiku.comに詳しく書かせていただいておりますが、要点は以上の通りです。
1.自閉症を6つのステージに分けて考えます。定型発達児童の発達段階を参照してデンバーモデルやプリザント、ハネンモデルが提案した段階です。「今、どのステージまで来ていて、どのような点に重点を置いて療育を進めるか」という方針を明確にして進めます。
2.「課題をやらせて後から褒める」ではなく、最初から「子供が自発的にやりたくなるような面白いこと」の中に課題を盛り込みます。内容が楽しいので、お子さんが応じないことはまずありません。
3.「自然さ」を重視します。課題はご家庭でそのまま実施できるものばかりです。
4.社会性やコミュニケーションを重視します。これが国際的に自閉症の最も根本的な障がいとされているからです。プリント漬けにしても会話力が伸びるわけではありません。
発達アプローチの中でも最新の流派であるデンバーモデルは、無言語の自閉症児の90%以上に言葉を獲得させることに成功し、ワシントン大学の研究では、2年間のデンバーモデルを終了した自閉症児は脳の活動パターンが定型発達児のパターンへと変化していることが確認されています。
日本で唯一発達アプローチを実践している私たちの療育活動を今後ともよろしくお願いいたします。(川崎市多摩区生田8-17-10松下テラスハウスA棟、電話044-571-6611、小田急線生田駅徒歩7分)