脳を固くしないとは?! | 柳生直子とチャタローのアイアンガーヨガ

柳生直子とチャタローのアイアンガーヨガ

NHKの番組『趣味悠々・ヨガで元気に!』で2009年4月から6月まで講師をさせていただきました。パートナーのチャタローとヨガライフを綴る気ままな日記です。ちなみに、チャタローは2006年10月うまれのトイ・プードルです。

 

After a session of yoga, the mind becomes tranquil and passive.

ヨガの練習が済むと、心は静寂になり穏やかになる。

                -B.K.S.Iyengar-
 

アサナを行うときには細心の注意を払い、練習時は〝脳を固くしない〟ようにしましょう。

〝脳を固くする〟のは息を詰めている時に起こりがちで、立ちポーズや前屈のポーズで頭部が緊張したり重く感じるのは、背骨が正しく十分に伸びておらず、アサナの動きが力まかせである場合に起きます。

これは自分の体の動きに対して、頭脳が繊細な意識を払っていないからです。

同様に、後屈で背中を伸ばしている時、知性でなく力で無理やり行おうとすると、首の周辺に緊張が走ります。

ポーズが単なる身体的、機械的な動きにならないように、特定部位を注意深く観察しながら、バランスがとれた動きになるように心がけることが大切です。